英語圏のステキな習慣”モーニング・ティー”で、お仕事のクオリティがこんなに上がる!!

2015.01.13

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イギリスのお茶の習慣“アフタヌーン・ティー”について聞いたことはあっても、“モーニング・ティー”というのはなかなかなじみのない方が多いのではないでしょうか。その名の通り、午前のお茶タイムのことで10時くらいからお茶とちょっとお菓子を楽しむ習慣のことです。家庭の主婦や子どもの集まるキャンプなどでよく行われているのですが、なんと英語圏では職場でも“モーニング・ティー”を実施しているところがあります。


“モーニング・ティー”とは?

たとえば週に1回ほど、オフィスのフロアー全体で“モーニング・ティー”が開催され、お菓子やスナックの当番も順番に回ってきたりするのです。これで小一時間ほど堂々と休憩がとれるのですから、なんとも優雅で羨ましい習慣だなと感じてしまいますね。
ただしもちろん、経済状況が厳しいのは英語圏の国々だって日本と変わりません。公然たる“モーニング・ティー”は取りやめになったり、経営者や上司から厳しい視線を向けられたりもしているようです。では“モーニング・ティー”は朝から仕事をさぼる絶好の言い訳でしかないのでしょうか? じつはそうでもないんです、むしろ数々のメリットがあることも実証されているのです。では“モーニング・ティー”はどんなふうに仕事に役立っているのでしょうか。

ムードアップにつながり、より精力的に仕事に取り組むことができる

お茶に含まれるカフェインなどにはリラックス効果があるため、ムードアップにつながり、気分が前向きになるというメリットがあります。またお茶を淹れるときから香りを楽しみ、お菓子やスナックなどおいしいものを一緒に食べることでハッピーな気分にも。朝からそんな気分になれば、仕事ももっと頑張ろうという気分に自然となれそうです。

より創造的な発想ができ、問題解決能力が高まる

お茶でリラックスできるのと、お砂糖やスナックなどの糖分を摂取することもあり、より創造的な発想ができるようになり、問題解決能力も上がると考えられます。ひとりではなく、他の人と一緒にお茶の時間を楽しむことで刺激となり、仕事上の思わぬヒントや発想も得られるでしょう。モーニングティーの時間がなかったら、“わざわざ人に聞くまでもない、話すまでもない”で済ませていたかもしれない疑問も、気軽に尋ねられるかもしれません。じつはそんなことがきっかけに、仕事のちょっとした行き詰まりを乗り越えられることも多いのです。

職場でのコミュニケーションが円滑になり、気軽に情報交換できる場となる

人員削減、効率最優先といった名目で、職場での気軽な立ち話さえ許され難いギスギスした空気のなかではなかなか仕事のモチベーションも維持できません。英語圏でももっとも見直されているのは、職場でのカジュアルなコミュニケーション。同じフロア、あるいは部署同士の人たちが同じ時間に揃ってモーニングティーをとれるようになると、気軽に話せる感じにもなり、情報交換も進むというのです。午前中、職場でのことなので、“飲みニケーション”よりはるかに健全的に時間を過ごせるし、お金もかかりません。

いかがでしょう。“モーニング・ティー”とはなかなかメリットの多い素晴らしい習慣だと思いませんか? よりリフレッシュした気分で仕事に集中して取り組みたいなら、“モーニング・ティー”の習慣をぜひ取り入れてみてはいかがでしょう?

参考記事(海外サイト):Tea breaks AREN'T a waste of time at work, say scientists - they improve your mood and make you more creative

2015.01.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。