“ありがとう”の感謝の気持ちだけで、こんなにハッピーになれるんです!!
なんだか世の中全体がギスギスしているような昨今ですが、そんなときだからこそ心にも余裕をもって、今自分がおかれている環境のなかで満足できる何かを見つけ、“ありがとう”という感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。
家族や恋人など身近な人に、あるいは会社の同僚や日々顔を合わせるお店の人などに、“ありがとう”という気持ちを感じていますか? もしそうでないなら、ぜひ“ありがとう”と思うことを意識してみて。人は感謝の気持ちを覚えることで、より謙虚になり、人間関係もよりスムーズにしていけると言います。それだけではありません。“ありがとう”という感謝の気持ちひとつでより幸せを実感できる、ということが心理学のアプローチからも注目されています。ではいったい、どんなベネフィットがあるのでしょうか?
“ありがとう”の気持ちで、稼ぐ力もアップする
収入がなかなか伸びないとお悩みの方も多いかと思いますが、“ありがとう”という感謝の気持ちを持つことで、収入アップするとしたらどうでしょう? その根本にあるのは、自分が今もっているモノ/コトの良さをよりはっきりと認識できることにあります。それが得がたい魅力の一つとなり、より多くの顧客や仕事を呼び込む力となるのです。世界的経済誌『フォーブス』でも、“人をより惹きつける魅力として大事なのは、カリスマ、親切、笑顔、身体的外見といったことよりも、感謝の気持ちにある”ということが指摘されていました。たしかに毎日不満たらたらで働くより、“ありがとうございます”という気持ちで取り組んでいるほうが成果も認められやすいですよね。稼ぐ力を伸ばしたかったら、まず自分の気持ちの持ちようを変えてみましょう。
“ありがとう”の気持ちがあれば、お金の無駄遣いも少なくなる
そんなにお金の余裕もないのに、高いお酒や洋服を買ってしまう……それはストレス解消のひとつとして人がやってしまいがちなことです。でも毎日自分がおかれている環境に対し、“ありがとう”という気持ちがあれば、不満やストレスもたまりにくいはず。その結果、余計な散財もしなくなり、自然とお金のたまりやすい性質になっていきます。“無駄遣いしなくても、心豊かに暮らせる”、そのヒントは感謝の気持ちを持てるかどうかにかかっています。
“ありがとう”の気持ちが強まると、目標を決め、達成しようというモチベーションも上がる
いろんなことに感謝できるようになると、意識もよりポジティブで楽観的なものに変わってゆきます。そうなると、自分なりに目標や理想を設定し、それを達成しようというモチベーションもぐっと高まります。その結果、キャリアで成功を収めることも多くなるのでしょう。日本語には、
“実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな“
という名言がありますが、これも成功をおさめた人ほど、感謝の気持ちを忘れず謙虚であることを忘れないという戒めでもあるのでしょう。
傲慢で、人を見下すような態度をとっている人には、決して人望も集まらないし、個人としても幸せな気持ちにはなかなかなれないことでしょう。“ありがとう”という感謝の気持ちは、キャリアやプライベートで幸せになるためにも、とても大切なことなのです。
参考記事(海外サイト):The science of gratitude: lose weight, save money and conquer stress