心も体もパッと元気になれるバナナの効果

2015.01.07

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手軽な栄養補給として人気のあるバナナは、アスリートからも信頼されている万能フルーツ。子どものおやつとしても、安心して与えることができる食べ物ですよね。カロリーも一本が80kcal程度と、ダイエットにも最適な間食フードでもあります。そんなバナナには嬉しい効果がたくさんあります。さまざまなシチュエーションに最適なので、こんな時にバナナ! というのを紹介しますね。


疲労回復にバナナ

バナナは糖質がたっぷりと含まれていますが、それ以外にもさまざまなミネラルも含まれています。中でも注目な成分がビタミンB1。ビタミンB1は糖質との組み合わせにより、代謝を高めてくれる成分です。糖質はビタミンB1と合わさることでエネルギーに変換され、まるで栄養満点なウナギを食べるのと同じような効果があるとか。そのため、体が疲れているときにバナナを食べると、疲労回復に効果を発揮してくれます。

心が疲れた時もバナナ

バナナの甘味は心を癒してくれます。成分としてはトリプトファンと呼ばれるものが作用します。トリプトファンは精神を安定させるセロトニンのエサになります。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、このホルモンが分泌されることで心が穏やかになる効果が出てきます。セロトニン自体の分泌は、自ら意識して出すことはできず、こころが疲れているときはなかなかコントロールしづらいものです。バナナなどでトリプトファンを摂取すれば、ホルモンを分泌することができるので、ちょっと心が疲れた時にバナナを食べると、心が癒されますよ。

突然の空腹にバナナ

アスリートにも好まれるバナナは、運動直前の栄養補給として良く取り入れられている食べ物です。その理由としては、消化吸収が非常に良いので、食べてすぐに体のエネルギーとなってくれるからです。バナナの糖質は他の食物とは違いエネルギーへの変換が速いので、突然空腹になって力が出ない! なんて時はバナナを食べると、とても元気になれます。普段運動をしないのにたくさん運動をしてエネルギー不足になった、と言う人や、仕事で頭を使い過ぎてお腹が空いてしまった、などの突然の空腹にはバナナを食べてみてください。

食事の間にバナナ

バナナは体も心も満たしてくれる上に、1本たったの80kcal程度。間食としてはとても食べ応えがあるのに対して、低カロリーです。また、糖質が脳を満足させてくれ、さらに食物繊維がたっぷりなのでお腹も夕食までの間の空腹を埋めてくれます。また、夜ちょっと小腹がすいたな、と思った時も消化の早いバナナなら安心ですよね。
また、バナナの甘さを利用したレシピもたくさんあります。バナナとココアを混ぜるだけのチョコレート味バナナドリンクで体を温めたり、バナナを焼いてシナモンをかけるだけのシンプルレシピなんかもあります。バナナ単体でも美味しいですが、ちょっとひと手間加えるだけでもいつもと違うおやつに変身できるので、ぜひ試してみてくださいね。

2015.01.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。