実は体温アップにつながる! 今年はやりのニット帽

2014.12.10

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今年の定番おしゃれアイテムとして、ニット帽がとてもはやっていますが、実はニット帽は体温アップにつながる万能なアイテムなんですよ。今年のトレンドを取り入れてながらも、冷え性対策をしていきましょう。


頭が冷えると出てくる症状

外出時など、外気で頭が冷えてしまうと血流が悪くなってきてしまいます。歩いているだけでも冷たい風が頭皮を冷やし、頭痛などの症状が出てくる人もいます。また頭の血流が悪くなると、首、肩が縮こまりやすく、コリの原因に発展することにも。室内などでは冷たい空気に触れることも少ないので、帽子は必要ありませんが、外に出るときは防止などをかぶって頭を冷やさないように気を付けましょう。

ニット帽が最適なワケ

今年はやりのニット帽ですが、なぜニット帽が良いのでしょうか? 頭は通常熱の逃げる場所で、特に頭頂部の「百会」と呼ばれるツボは、気の流れて出ていく場所でもあります。実はその部分を覆ってしまうと、気の流れも熱の逃げ口もなくなってしまうので、締め付けてはいけない場所です。頭頂部に空間が保てる三角形フォルムのニット帽なら、百会の部分を締め付けず、温まりすぎた場合に熱を逃がすことができるので、外出時には最適です。また、素材もウールなどは熱を逃がしにくく、蒸れた熱は逃がすので快適に過ごしやすくなります。

体感温度も変わってくる

顔や頭は特にほてりを感じやすい部分です。緊張した時や恥ずかしい時なんかに、顔だけがほてったりした経験はありませんか? 顔などがほてるだけで体全体も熱くなり、体温の上昇も感じやすくなります。そして体温を下げるために顔を熱を下げようと、冷まそうとしたりしますよね。そのことからも、頭を温めることで体温を感じやすく、外にいると寒さを感じにくくなります。しかし室内にいてもずっと帽子をかぶっていると、熱がこもりすぎてよくないので、気を付けましょう。

美容にも嬉しい効果が

頭を温める事は実は嬉しい効果もあります。頭部の血流を良くすると、頭から肩にかけてのリンパの流れを良くしてくれるので、顔色を良くしたり、むくみのないスッキリしたラインを作り上げてくれます。しかし、頭にフィットしすぎるようなニット帽は逆に血流を悪くしてしまうので、なるべくふんわりとしたかぶり心地の良いものを選んでみてくださいね。

体質に合わせて取り入れる

体質によっては、帽子をかぶるとほてりがひどくなるケースもあります。頭の冷えを感じる人でも、外にいるとき以外は帽子を脱がないと、体温調節が上手くいかずに頭がくらくらしたりと、外出先では現れてほしくない症状が出てきてしまいます。外の風にさらされる事がないなら、室内では帽子を取り、皮膚呼吸をさせてあげましょう。また、ニット帽自体が頭の周りを締め付けるので、体調が悪い時には頭痛の元になる人もいます。ずっと帽子をかぶったままだと、血流も悪くなるので気を付けましょう。

2014.12.10

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。