寒い冬、暖かく過ごしたい! 機能性インナーって値段の差はどうなの!?
冬らしい寒さになってきたこの時期、「ヒートテック」などに代表される機能性インナーが手放せない女子も多いのではないでしょうか。
でも、せっかく買ったのに全然暖かくなかったという意見もよく聞きます。
果たして価格の問題なのか? 使い方の問題なのか?
1枚1,000円くらいのインナーと、1万円以上もするインナー。ありとあらゆる商品が溢れていますが、価格と性能の差ってどうなんだろう? と思ったことはありませんか? その違いについて調べてみました。
よく聞くヒートテックは?
機能性インナーといえば「ヒートテック」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
ものすごくカンタンに機能をまとめると、ヒートテックが暖かくなる仕組みは体から出る汗の水分を吸収することで働きます。なので、全く汗をかかない状況ではヒートテックの機能は働かないのです。もちろん、何も着ないよりは重ね着した方が暖かいですが、基本的には動いたりして汗が出た方が効果を発揮するのがヒートテックなのです。
ヒートテックが暖かくないと思っている人は、この仕組みをよく理解した方がいいかもしれませんね。
高いインナーは、着心地も違う
価格の差が一番現れるのが生地の素材です。高級インナーは肌当たりが柔らかく着心地が良いものが多いのも特徴です。高級ストッキングと安いストッキングを履き比べたことがある女性ならわかるかもしれませんが、身につけた時のなめらかさや気持ちよさは高級インナーの方が圧倒的に良いものが多いといえます。
高級インナーは多機能
静電気を防止する機能や消臭機能など多くの機能がついており、保温性だけではなく、他の機能にも優れています。また、1枚のインナーの生地でも中は何層にもなっている構造でできていて保温力が高かったりします。
高額インナーは特殊な素材を使っているタイプも多い
特殊なセラミックスなど人間の体温を吸収し、放出してしまうのではなく戻すような素材を使っていたり、中空構造になった繊維で体温は逃さないけれど汗はうまく逃してくれるような機能を持っています。運動をする際などは最適ですね。一方で、通勤に着るくらいで使うのであれば、あまり高額インナーの機能はわからないかもしれません。それよりも、お手頃なインナーを重ね着して空気の層を作る方が効果的だったりすることもあります。
女子向けのインナーは?
また、冬は乾燥で肌が荒れやすくなります。ニットでかゆくなったりしてしまいがちな方はシルク素材のインナーもオススメ。
シルクだけのタイプよりも綿が入っているタイプのほうが、冬は暖かくて肌触りも優しいので女子向け。1枚では寒く感じるかもしれませんが、重ねることでぐっと暖かくなりますよ。
おわりに
日常で使うことに適しているインナーと、冬場のスポーツで使うインナーなど用途によって向いているインナーは全然違うので、機能を理解して賢く使い分けましょう。頭に入れておくといいのは、空気の層を作ることが大事だということと、お腹を温めるといいということ。インナーとインナーの間に貼るホッカイロを利用したり、腹巻きを巻くなどすると効果的。インナーは賢く使って冷えを撃退しましょう。