実は知らない? ヨガとストレッチの違いって?

2014.11.07

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ヨガは全身を伸ばしながら身体を柔らかくしていきます。そのためストレッチでも良いのでは? と思う人も多いのではないでしょうか。そもそもヨガとストレッチの違いが分からず、家でストレッチをしていても、ヨガで行うものと同じ効果は現れません。そもそもの違いって何なのでしょうか?


身体を柔らかくしたいならストレッチで全然OK!

身体を柔らかくしたいからヨガを始める、という人の声をよく聞きます。しかし、身体を柔らかくしたいだけならストレッチだけでも十分柔らかくなります。ひざ裏や太ももを伸ばしたりするだけで、ストレッチになりますよね。毎日コツコツと伸ばしていくだけで、しっかりと足が柔らかくなります。また開脚だって徐々に足の開きを広げて毎日続けていくと、大きく開脚できるようになりますよ。体の筋も関節も、毎日の積み重ねでしっかりと柔らかくしていけます。

ヨガも柔らかくなるけどそれ以外の効果が

もちろんヨガでも身体は柔らかくなります。でも、ストレッチとの違いって何でしょうか? ヨガの場合は、筋を伸ばすだけでなく、関節をいろいろな方向に動かすことで身体を柔らかくしていきます。また、ストレッチだけでは備わらない体幹が鍛えられるため、体のバランスを良くしていきます。そのため、ストレッチだけでは感じない体の変化が出てきます。腰痛や肩こり、さらに食欲不振などの内臓系にも効果が出てきます。そして、ヨガで行う呼吸法が身体を温めながら、心身のバランスを整えていき、リラックス効果を与えていきます。

何を目的にするか

身体を柔らかくしたいだけならストレッチだけでも十分効果がありますが、体幹を鍛えて心身のバランスを整えていきたいならヨガが効果的です。重点的にある部分を柔らかくしたいならストレッチをしていけば、柔らかくなりやすく、しかも家で好きな時間、寝る前などに手軽にできるので良いですよね。しかし身体が柔らかくても、芯を鍛えていないと身体がぐにゃぐにゃで、腰痛を引き起こすことも。
その点ヨガを行う場合は、身体を柔らかくしながらも、筋肉を鍛えていくこともできます。デメリットの部分は、しっかりと講師に指導をしてもらうことで、ポーズや呼吸の方法が学べますが、直接スタジオなどに行かなければならない不便な点もあります。

体調に合わせて決める

日常的に身体がつりやすかったり、可動域が狭いと感じているなら、ストレッチでも十分効果が出てきます。筋を伸ばすことを日々行うだけで、これらの症状を改善できるはず。しかし、身体が硬いだけでなく、普段から運動不足を感じていたり、肩こりや腰痛が気になる人は、ヨガのような体幹を鍛えながら身体を柔らかくする方法がお勧めです。身体が必要としていることに合わせて、ストレッチやヨガを取り入れながら身体を柔らかくしていくと良いですね。

2014.11.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。