水の飲みすぎが低体温の原因になっているかも??

2014.11.25

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人間の体がほとんど水分でできているのは有名な話です。特に女性は男性よりも水分を溜め込みやすく、そのため女性らしい体型を作ってくれる要素でもあります。水分を摂ることはデトックス作用があるからと良いように取られがちですが、過剰摂取は低体温の原因にもなるので注意が必要なんです。


水の性質とは

水は温めても冷めやすい性質です。そのことから水は温まりにくく、そして冷めにくいとも言えます。このような水の性質上、体も一度冷えると温まりにくく、冷えやすいのが普通です。女性で冷え性が多いのは、水分が多いため一度冷えると温まりにくく、体温が上がらない状態になります。水分を摂取するだけでも全体を冷えさせて温めにくい身体にしたり、また服装などでも肩や足を出す格好は外側から体を冷えさせる原因です。水の性質を考える上でも、体を冷やさないようにすることが冷え性などを改善するポイントです。

冷えやすい水で低体温に

水分を過剰摂取することで、体内に水分が溜まりやすくなり低体温に繋がってしまいます。一度に多くの水分を摂取しても、吸収に時間がかかるため体内に余分な水分が余ることになってしまいます。冷えやすい水の性質上、体を冷やすことに繋がるので、過剰に水分摂取してしまうと体温を下げてしまうことにつながります。水分の取りすぎが逆に代謝を悪くする原因にもなるので気を付けていきましょう。

体温を調節している水

体の中の水分は体温を調節するためにもとても重要な働きをしています。人間は常に体の内側で熱を発し、熱くなりすぎれば汗をかいて体温調節を行っています。しかし、水分の摂りすぎで、体内に水分が多い状態になると、体が冷えて体温調節ができない状態に。体温を一定に保つために、適度な水分摂取が体温調節につながります。そこで適度な水分摂取とは、どれくらいなのでしょうか? 実際は、日々の生活習慣などで人それぞれ変わってきますが、喉が渇いた時と、それ以外にコップ2杯程度を余分に飲む程度が良いとされています。
また、運動の前後や睡眠前など、水分が奪われやすい時にも水を飲むことが国からも推奨されています。一度に一気に飲まずに、水分が体内に吸収して排出が行われやすいよう、こまめに分けて飲むことも必要です。

低体温を予防するために

女性なら特に気を付けたい低体温ですが、そうならないためにも水分摂取の仕方にポイントがあります。なるべく氷などが入っていない常温の水や、温めた白湯などを飲みましょう。特に朝などは、体温が下がりやすい時間なので、温かい飲み物が必須です。スムージーなどがはやっていますが、体を冷やす原因になるので注意してくださいね。また、カフェイン入りのコーヒーやお茶などは、利尿作用により余分に水分が体外に排出されてしまうので、水分補給になりません。逆に水分不足になってしまうので、ミネラルのある水がお勧めです。

2014.11.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。