冷えの原因になるピッタリな服装に注意

2014.11.29

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寒いなぁーと思うと、体にいろいろと巻きつけてみたくなりますよね。そうなる前に服を着込んだりする思いますが、体に生地がフィットしていると、安心感があるため気持ち的にも温もりを感じやすくなります。しかしあまりピッタリした服は、体にとっては寒さをしのぐどころか、体を冷えさせている原因にもなっています。


ピッタリしていると良くないこと

身体にフィットしている洋服などは、生地と皮膚の間に冷気が入り込まないため、温かさを感じるかもしれませんが、長時間そのような洋服を着続けると血流の悪化につながります。血流が悪くなると冷えの原因となり、体全体を冷やすことになってしまいます。スキニージーンズなどは足のむくみにつながり、ピッタリとしたインナーシャツで体を締め付けると肩こりの原因にもなります。手先や足先の冷えを感じやすい人はピッタリとした洋服は避けましょう。

むくみ解消のソックス

血流が悪くなるとむくみの原因になりますが、むくみ解消をするピッタリとしたソックスなどがありますよね。ピッタリと足にフィットする構造なので、血流を悪くするのでは? と思われるかもしれませんが、そのようなソックスは着圧が考えられて作られているため、むくんだ足には有効です。足首からふくらはぎにかけて、圧力を徐々に変えた構造になっていて、効率よく血流を上に押し上げてくれます。寒さのせいでむくみが気になる人は、むくみ解消用のソックスを履いて対策を取ってみましょう。

温かさを感じる服装

身体が快適に感じる温度は、自分の体温です。冷たい空気が皮膚に触れると寒さを感じてしまいますが、外気との接触をしないようにピッタリとした洋服は、血流が悪くなるだけであまり意味がありません。体温を保持するためには、洋服と皮膚の間に空気を含ませることで、体温を逃がさないようにすることができます。たとえばお布団のように空気を含ませることで、その空間に体の熱で温もりを保持していけます。インナーも少しゆとりのある物を選び、伸縮性のあるものがいいです。さらに空気を含みやすいウールなどは最適です。

温かさを逃がさないポイント

ゆるっとした洋服を着るだけでなく、体温を逃がさないようにするポイントがあります。熱は下から上に行く性質があるため、それを有効に活用すると、いつまでも体がぽかぽかと温められた状態を保てます。そのため、常に下半身は暖かさを保たせ、上半身はいつもよりゆとりを持った服装をすることがポイントです。
靴下やタイツ、もしくはパンツは暖かい素材の物を選び、空気の層を作りながらも外気との距離を保ちましょう。熱はそのまま上の方に逃れようとするので、上半身はより熱がまわりやすいような軽いニットなどがお勧めです。首の方に熱が逃げてしまうので、首元にマフラーや室内でもOKなスカーフを巻くと熱を逃がさずに体をポカポカに保てます。またちょっと暑いな、と感じたら首元を緩めるなどして熱を逃がしてあげます。
洋服で体が蒸れたりせずに上手に温度が調節できますよ。

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2014.11.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。