どんなときでも“幸せ”を感じられる、強いメンタリティの鍛え方

2014.10.03

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同じような状況にあっても、それを幸せと感じられるかどうかは、人それぞれ大分違うようです。多くの人はなにか高価なものを買ったり、恋人ができたり、仕事で昇進したりすると幸せを感じるみたいですが、それは果たして本当なのでしょうか。
心理学の研究によると、こうした外部的、物質的なことで得られる幸福感はわずか10%にも満たないと言います。それよりもはるかに大部分である40%は自分自身の内に秘めた精神性(メンタリティ)によるのだとか……。
つまりどのような立場にあるとしても、自分の心持ち次第で、幸福を感じ、ポジティブに生きていくことができるということ。何か辛いことがあったり、障害にぶつかったとき、このことはぜひ覚えておきたいものです。
ではどうやって幸せを実感しやすい強いメンタリティを持つことができるのでしょう? それにはちょっとしたコツがありそうです。


“不幸なオーラ”をまき散らす女には……

仕事が見つからない、恋人にフラれる、友だちとケンカをする、上司から理不尽なことを言われる、生きているなかで「どうして私がこんな目に合わなきゃいけないの」と思わざるを得ないようなシーンにいくつも遭遇することでしょう。それは必ずしもあなた自身のせいとは限りません。でもその辛い現実に負けて、ふて腐れるか、自堕落になるか、あるいはひたすら他人のせいにして相手を攻撃するという道に進んでしまったらどうでしょう。きっとネガティブ思考の塊になって、表情も険しくなっていくはず。いわゆる“不幸なオーラ”を発散させる惨めな女になってしまうことでしょう。

どんな状況におかれても、それにどう対応するか選ぶことはできる

でも私たちは自分の意思でそうならない道を選ぶことが可能です。逆境をバネにますますもっと大きな目標に向かって突き進んだり、自分の不幸をむしろネタに笑い飛ばしたり、あるいは他人を許すことを覚え、不毛な感情から自分を解放することも可能です。
自分のおかれた状況や周囲の人を変えることはできませんが、それをどのように捉え、立ち向かうか、選ぶのは自分自身です。難しい状況にあったら、「自分はこの経験を乗り越えて、どうなりたいのか」ということを考えてみてください。長い人生、いろいろなことがあります。なにか大きな試練にぶつかっても、1年後、3年後、10年後の自分がどうしているか考えてみてもよいでしょう。意外と今悩んでいることが些細に思えて来たり、あるいは後になって考えてみればその経験が結果的にプラスとなっていることだってあるはずです。

なお、どんな逆境も跳ね返す、強いメンタリティを鍛えるためには、「今日はどんな嬉しいことに出会ったか」ということを記録する感謝日記をつけたり、あるいは辛い状況の自分を客観視してむしろ笑いの対象として考えたりすることが、非常に有効だと言います。

結局、多少の失敗やミスには動じないくらいの鈍感さが大切なのかもしれません。いずれにせよ、ネガティブ思考にどんどんはまっていくのか、それを断ち切り気分を切り替えることを選ぶのか、決めるのはあなた自身の心にかかっています。

2014.10.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。