すべての原因は自分にアリ!? 人間関係の問題を解決する方法

2014.08.01

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いつも同じような人間関係の問題に悩まされてしまう、ということはありませんか? だけど、原因がよくわからないから、最後は相手のせいにして、問題を無理やり解決してしまう……残念ながらよくあるパターンです。しかし、それではいつまでたっても、同じ問題に悩まされてしまうかもしれません。そこで今回は、人間関係の問題を根本から解決するための方法を悩み別に書いてみました。


友だちに依存される

友だちに依存されるのは、もしかしたら、あなたも依存心が強いタイプなのかもしれません。相手に依存されること=自分の価値だと、どこかで思っていないでしょうか? 表層意識では理解できないかもしれませんが、本当のあなたの気持ちは他人に依存されたい思いが強いのでしょう。なぜなら人に依存されると頼られる機会が増えますから、それが自分の価値だと勘違いしてしまっているのです。
このタイプには、必要以上に相手の世話を焼き、相手を依存体質に変えてしまう人までいるので注意が必要。つまり相手が元々依存体質でなかったとしても、相手の依存的な部分を引き出してしまうのですね。もしあなたに思い当たることがあるようなら、他人から依存されること=自分の価値ではないと、はっきりと決めてください。そして、他人に頼られることがなくても、自分は十分価値のある存在だと認めることが大切です。他人からの評価を気にせず、ありのままの自分を受け入れていけば、少しずつ他人に依存されなくなっていきますよ。

自分の周りはダメ人間ばかり

あなたは生真面目で何事もキッチリこなさないといけないタイプではないでしょうか? だからこそ他人が許せず、人の小さな欠点も見逃さず否定してしまうのです。しかし、それだけ他人に強く反応するのは、あなたの中の禁止事項が多い証拠。「これをやったらいけない」「こうあるべき」と常に自分を戒めているのでしょう。他人を罰し、否定することは、自分自身を罰して、否定することと同じです。ですから、あなたが周りを出来損ないばかりだと思えば思うほど、苦しい状況に陥っていってしまいますよ。
周りの人の良さを認めるためには、自分に対する禁止事項を少しでも減らすべきです。まずは、どっちでもいいけどできればこうしたい、と思うことを「どうでもいい」というグレーゾーンに置くことから始めてみましょう。それを繰り返していくうちに、自分の中にあった頑固なこだわりが消えていき、他人に対しても寛大になれるでしょう。周りを変えたいと願うのなら、自分を変えていってくださいね。そうすれば、おのずと周りも変わっていきます。

いつの間にか周りに人がいなくなっている

もしかしたら、あなたは相手をいつの間にか傷つけてしまっているのかもしれません。人と接するとき、あなたは何を重視しますか? 自分の気持ちをストレートに言うことではないでしょうか? なんでも思ったことを口にし合い、嘘のない付き合いをしなければ、素晴らしい人間関係は築けないと思っているのかもしれませんね。
ですが、それはあなたの思い込みです。確かに、ときには素直な気持ちを打ち明けることも大事でしょう。だけど親しき仲にも礼儀ありです。相手が知らなくてもいいこと、言われたくないことも、多々あります。そこを相手の立場に立って考える必要があるでしょう。それができないと、相手はあなたに苛立ちや不信感を募らせていき、いつの間にか目の前から立ち去ってしまいます。人と良い関係を築きたいのなら、相手のことを思いやり、言葉を選びながら会話しましょう。それを意識するだけでも、人間関係をグンと良くすることができますよ。

2014.08.01

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記事を書いたのはこの人

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Written by 羽音(はのん)

都内在住のライター/編集者/コンテンツディレクター。 17歳の頃、演劇をはじめ次第に舞台脚本に興味を持ち、紆余曲折を経てライターに……。映画、旅行、自然が大好き。