後悔をひきずらないためのステップガイド

2014.08.07

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夏どんな生き方を選んだとしても、後悔しない人などいないと思います。「あのとき、ああしておけば、もっと違う人生がひらけていたかも」と思うことは誰にでもあるはずです。そうはいっても今の自分は変えられない、と受け流せる人もいますが、なかにはその後悔を深く心のなかに抱え込んでしまう人も……。後悔すること自体が悪いとは思いませんが、その後悔にとらわれ、人生あらゆることをネガティブにしか考えられないというのも危険です。そこで今回は、後悔をひきずらないためにはどうすればいいか、ステップごとにまとめてみました。


ステップ1:後悔そのものと深く向き合う

一口に後悔といっても、さまざまな感情が混ざっています。悲しみ、失望、怒りなどいろいろですが、どんな感情を持つかは人によって異なります。後悔していることの背後に、どんな感情を自分が抱え込んでいるか、今の自分を悩まし続けている気持ちは何か、追究してみましょう。自分の弱さや短所もそこから見えてくるはずです。

ステップ2:自分はどうしたかったのか、思い出す

では次に、もしその後悔が生じなかったら、自分はどうなっていたか、どうしたかったのか、希望や理想に立ち戻ってみましょう。過去を変えることは誰にもできませんが、今の自分を変えることはできます。まずはあるべき理想の自分を思い出し、それに近づくためにはどうすればいいか、なにが必要か、前向きに考えてみて下さい。

ステップ3:犯した間違えやミスから、教訓を引き出す

過去の後悔から自分の犯した間違えやミスが見えてきたら、何がいけなかったのか、自分が変わるべき部分はどこかよく探ってみましょう。その際気をつけるべきことは、

・自分や他人を批判するだけですまさない
・自分が同じような後悔をしないために変わるためにはどうすればいいか、具体的に考える

間違いやミスを恥じたり、自分に必要以上に厳しくあたる必要はありません。どんな人だって、そんな経験はたくさんあるのですから……。それよりもそうしたミスをもっと今後に活かそうと気持ちを切り替えられるかどうか、そこが分かれ目となります。

ステップ4:得た教訓をヒントに、“なりたい自分”に変わろう

さあ、後悔しないためにどう変わるべきか、よりはっきりしたら後はそれを実践するのみ。もっと笑顔で人に接する自分、より積極的に人と打ち解けられる自分、もっと自信を持って人から愛される自分、それぞれの“なりたい自分”をイメージしてそれに少しずつ近づけるよう頑張ってみましょう。生活習慣そのものを変えたり、メイクや髪形など外見を変えることから始めてみたり、あるいは今まであまり興味の無かった分野のものに手を出してみるなど、今までの自分の殻を打ち破る方法はいろいろあります。

自分の意思でコントロールできないことは、あきらめて手放すということも時には必要です。自分に対して容赦ない評価を下したり、ひとつのことにこだわるのではなく、自分自身を認めて後悔を乗りこえられるタフさをぜひ身につけましょう。

2014.08.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。