もはや現代病かも…… “自撮り”が招く心の闇とは??

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Waxy

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2014.08.24.Sun

SNSの普及によって、気合を入れて“自撮り”する人たちが圧倒的に増えました。英語でも「セルフィー(Selfie)」なる言葉があり、少しでも自分をきれいに、あるいは格好よく見せようとする心理はもはや世界的な現象とも言えます。かつては自分自体がある種の商品価値を持つセレブたちだけが厳しい目でチェックされていましたが、いまやFacebook(FB)などで、一般人でも自分の“イメージ”を世間に向けて発信しているご時世。ありのままの自分のルックスでは満足できず、異常なほどに完璧なルックスに執着する人たちも急増中だと言います。

自分の容姿が大きなコンプレックスに……

「身体醜形障害」という言葉があるのをご存知でしょうか? これは自分の身体に過剰な劣等感を抱き、精神的に苛まれる症状のことです。自分の体型を嫌悪したり、“もっと痩せたい”という強い願望に囚われたり、ということが今までは一般的でした。でも“自撮り”が普及するなかで、自分の写真写りをとても細かく分析し、様々な欠点が気になって仕方がないという病的な精神状態に陥る人が多く出てきているのです。そもそも自分の容姿に自信が持てなくなってしまう原因として大きいのが以下の2点。

モデルや女優の修正された写真を“パーフェクト”と信じ、それを目指そうとする

世の中に出回っているモデルや女優たちの写真の大半は、修正加工済のいわば“作品”であることは周知の事実。でもそうした写真をたくさん見続けることで、“これがほんとうにパーフェクト”と信じ、自分と見比べてしまいます。その写真は、メイクアップアーティスト、ヘアアーティスト、スタイリスト、写真家といった多くのプロフェッショナルがそれぞれの技術を駆使して作り上げたものです。それ自体と比べても意味はないのに、過剰な劣等感を抱え込んでしまうことがあります。

SNSで際限なく、他人と自分を比較してしまう

もちろん自分のライバルはモデルや女優たちではない、というのは分かっています。でもSNSではつねに、他人と自分の比較が行われます。「自分より楽しそう」「自分よりお金持ちそう」そんな比較のなかに当然、容姿も入ってきます。「○○ちゃん、実際はここまで可愛くないのに」なんて心でブラックなことを呟きながら、友だちの“自撮り”を容赦なくチェックするように……。そしてその厳しい目は自分自身にも向けられていきます。

「この角度での写りは最悪」
「私の鼻ってこんなにひどい形なんだ」

今までは大して気になっていなかったことも、毎日SNSでいろんな人と比較したり、自分の写真を延々と見つめることで、あら捜しがどんどん始まっていきます。自分のことになると、必要以上に厳しくチェックしてしまうのが人間の心理というもの。まったくもって平均的な顔で、どこにも落ち度はないはずなのに、“醜い”と思ってしまうのは怖いくらいです。

女子として自分の容姿が気になるのは、ある意味ふつうのことかもしれません。でもそれが行き過ぎて、自己嫌悪に陥って自分を否定してしまうのはとても悲しいことです。気になる毛穴やシワ、鏡から2,3歩離れてみれば大したことではないことに気づくはず。自分を嫌いになるよりは、自分を受け入れ、自信を持つほうがはるかに魅力的なことですよ!!

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Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。