ハッピーな人々たちの思考パターンを解読して、幸せをつかもう!

2014.08.25

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はた目から見てもそんなに幸せそうには見えないのに、なぜかいつも笑顔で明るい人もいれば、お金・美貌・才能あらゆる面で恵まれているようなのに、不幸な影を背負っている人もいたりして、人間とはなかなか分からないものだなとつくづく感じます。
もちろん、せっかくならいつも明るく、ハッピーオーラを振りまけるような人になりたいと思いますが、そのためにはどうすればいいのでしょう? 人間の心の動きを科学的に研究する心理学では、幸福度の高い人々には、ある共通する特徴があると考えられています。ひょっとしたら、そんな特徴たちに幸せのヒントが隠されているのかもしれません。
では、幸せな人たちに共通する特徴とはどんなことなのでしょうか??


リスクを恐れない……

新しいことや未知のものにチャレンジすることを恐れて、絶対安全圏のなかで生活していれば、幸せなのでしょうか? 答えはNoです。幸福度の高い人々は、リスクを恐れず、すすんで取るような傾向にあると言います。もちろんすべてが上手くいくわけではありませんが、彼らは「一度きりの人生だし、思い立ったらやるべきだ」というマインドを持っているのです。さらに、ハッピーな人々は好奇心が旺盛ということも言えます。自分が知らないこと、理解できないこと、自分の領域外にあることについて、興味を持ち、積極的に関わっていこうという意思、そんなポジティブさが幸福感を高めているのです。

物事をおおざっぱに捉える

幸福感の高い人々は、物事をざっくりと大雑把に捉えていることが多いようです。これは細部だけにとらわれず、もっと全体像を俯瞰的にみつめるということでもあります。反対に、細部にまで神経質にこだわらないと気が済まないという人は完璧主義に陥りやすく、かえってストレスを溜め込んだり、劣等感に悩むケースが多いと言います。精神的に追い込まれるほど気にしすぎては、幸福感なんて遠のくばかり。「ここをしっかり押さえておけば」というツボをしっかり見極め、あとは悩みすぎないのが幸せへの道です。

悪い経験も“フィードバック”として考え、柔軟にとらえる

誰にだって、人生いいときもあれば悪いときもあるはず。でも幸福度が高い人たちは、どうして悪い時や苦しい時にもめげず、「自分は幸せです」と言いきれるのでしょう? それは彼らは、人生のつまづきや失敗をただネガティブなだけに捉えず、“フィードバック”として考えているからなのです。人生嫌なこともあれば、悲しくなるようなことだってたくさんある、それは誰でも同じ。でも幸福度の高い人はそんな局面に立ったとき、怒りや悲しみ、嫉妬といったネガティブな感情だけに流されず、自分の気持ちを冷静に客観的に捉えようとします。そして激しい感情も一時的なものにすぎず、ほんとうの問題とは何か考え、対処するようになるのです。幸せとはいわば精神状態のひとつに過ぎません。ですから、自分の感情を上手にコントロールし、より好ましい状態を維持できる人こそ満足度の高い人と言えるでしょう。

2014.08.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。