ライフコーチからのアドバイス! キャリアを見直すときに考えたいこと

2014.08.05

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今や結婚しても共働きを期待される時代、望もうと望まなかろうと「働く」ということは女子にとっても一生のテーマです。でも働き方は多様化し、正社員として堅実に同じ会社で勤め上げるパターンだけでなく、スキルを活かして派遣や契約社員として戦力となったり、自ら起業したりフリーランスとして働く方法も増えてきています。いろんな働き方があり、選択肢があるのは幸せなことですが、じつはそれゆえに「自分はどうやって働いていくべきか」迷ってしまうことも増えてきています。


海外ではキャリアプランニングの専門家に相談する

そんなとき海外ではキャリアプランニングの専門家ライフコーチに、アドバイスを求めることがよくあります。現状をはっきりと見つめて問題点を洗い出し、なぜその問題にとり組むべきか、どんなふうにキャリアを伸ばしていくべきか、第三者的な視点からアドバイスしてくれるのが大きなメリットです。そんなライフコーチのひとり、シャーナ・ケネディーさんが、今のキャリアについて不満や迷いを感じ、働き方を見直したいときにどんなことをまず考えるべきか、ヒントを与えてくれています。

キャリアを見直したいと思ったとき、まず考えたいのは??

生活のため、そして自分の才能を発揮して世の中の役に立つため、働こうという動機にはいろいろなものがありますが、まず収入、肩書、ブランドイメージ、ステータス、世間体といったことはひとまずおいておきましょう。そして自分のベーシックな部分に立ち返って、次のようなことを考えてみて下さい。

・自分にとってあこがれの存在とは誰?

・どんなものに感動し、心が動かされるか?

・今の人生で、「我慢していること」がなにかあるか?

・人生で成し遂げたい仕事ってなに?

・自分にとってもっとも重要なことはなんだろう?

・今の仕事より少ない時間で、もっと達成感のある仕事は他にあるか?

・理想にむけてがんばったり、なりたい自分になろうとしているのを邪魔しているのは自分自身じゃないだろうか?

・自分が恐れていることはなに?

・家族や友人に、どんな人として記憶されたいか?

こうした問いかけに対する答えを、書き出していくと、今のキャリアに欠けているもの、そして目指したい方向性がだんだん見えてくるようになります。

プロのライフコーチは心理学的アプローチでクライアントの求めるキャリア観を掘り下げ、その人に合った職業や働き方を提案していきます。人生は短いのに、ストレスを抱えるような職業に留まるのはとてももったいないこと。仕事にまつわるストレスは、私生活や健康にも悪影響を及ぼし、惨めな気分をもたらすだけです。
自ら楽しみ、やりがいをもって働いている人は、毎日前向きな気分で過ごし、幸福感も高いといえます。自分に合ったキャリアを見つけるというのは、幸せになるためにも欠かせないと言えるでしょう。

2014.08.05

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。