浴衣の季節 疲れにくい&着崩れしにくいポイント4つ
浴衣を着ることが多いこの季節。慣れない浴衣で疲れてしまったり、自分で着付けをすると着崩れしやすかったりして、お出かけの途中でテンションが下がってしまうこともありますよね。
履き慣れていない下駄
初めて履く下駄や草履の場合、鼻緒の部分が擦れて痛くなってしまうことがありますよね。当たる部分が柔らかいものを選んだり、家の中でスリッパ代わりに履いて慣らすなどしておきましょう。
歩き方は前重心を意識してみましょう。当日いきなり履いて痛くなってしまうと、楽しめませんよね。また、下駄も草履も足に対してサイズが大きすぎると、前に重心がかかる分余計に鼻緒に指が食い込んで痛くなりがち。ひとつひとつあなたの足の指の形との相性もあるので、できれば通販などで適当に買うよりは実際に履いてみて当たりの柔らかいものを選びましょう。自分だけではなく、彼や友人の鼻緒が痛くなったときも貼ってあげられるので絆創膏は持っていた方が安心ですね!
薄手のタオルを多めに持って行く
自分で着付けする際も、人にお願いする際も、あとで着崩れてきてしまうことはあります。それは、体型と浴衣の形があっていないから隙間ができてしまうことも原因のひとつ。着崩れ防止に役立つのがタオル。浴衣はくびれとは真逆。スタイルがいい人ほど浴衣だと補正が必要だったりします。体型によっては、何枚もタオルで体型補正した方が綺麗に仕上がるので、多めに持っていきましょう。自分で着る場合も同様です。
また、動いているうちにだんだんと帯が下がってきてしまうこともあります。そんなときは浴衣と帯の間に薄手のタオルを挟んで隙間をなくしましょう。タオルは持っておいた方が何かと安心です。
トイレの対処法
トイレに行くと、着崩れが気になりますよね。なるべく裾を割らないようにして用を足そうとするかもしれませんが、それだと却って着崩れしやすいのです。裾を小さく割るよりは、浴衣の帯より下の部分をがばっと一度まくって全部を帯の近くまであげてしまいましょう。そして、帯に挟んで固定した方がいです。一部だけをつまんだりするとバランスが崩れて着崩れしやすいので、裾全部をあげてしまった方がいいのです。また、その方が汚れも気になりません。慣れていない場合は、和式より洋式の方が床に裾が付く心配がないのと動きやすくていいかもしれませんね。
イスに座るとき
イスの20センチくらい前に立ちます。
片足を一歩引いて、引いた側の脚の方からイスの座る部分に体を半回転して向けます。そこから、正面の方にくるっと体を戻しながらもう片方の脚を後ろに引いて同じ位置に揃えながら腰かけます。膝が離れないように意識して座るとエレガントだし着崩れしにくいです。また、決して背もたれによりかからないこと。だらしなく見えてしまいますし、帯が崩れる原因になります。
四季がある日本だからこそ楽しめる浴衣。気軽に着て楽しめるような素敵な浴衣女子になりたいものですね!
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