自分らしく生きるために決めたい「~しない」という選択3つ

2014.07.03

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自分らしく生きるために「アレをしよう、コレをしよう」と考えるものですが、まずは先に「しないこと」を考えることが大切です。では具体的に何をしないと考えればいいのか、3つご紹介します。


1:「持たない」という選択

キレイな人、お金持ちの人、明るい人を見ると、つい「羨ましい」と思ってしまいますよね。ではそれは、ほんとうに“自分に必要なもの”でしょうか?
よ~く考えると“いらないもの”ばかり。たとえば大金を手に入れて一時は満たされても、使い道が分からなかったり、お金を使ってもただ虚しいことに気付きます。
どんなに優れたものでも、“自分の心”がついていかなければ、幸せや満足は得られません。周りに気を取られず、自分自身を見てみましょう。本来自分が持っているもの(興味や好きなものなど)を活かすことで、ほんとうの満足を得られます。

2:「選ばない」という選択

失敗や後悔があると、つい考えるのが「もし~だったら」という妄想。あぁすれば良かった、こうすれば今頃は……なんてドンドン妄想も膨らみますが、それが自分を傷付けます。
たしかに妄想している間は、気持ちは多少楽です。ただ、必ず現実に戻らなければいけないもの。現実に戻ってきた時の反動は大きく、辛いものですよね。“事実を見ないふり”したままやり過ごす人もいますが、その分時間をムダにしており、後から大きな反動が来ます。
冷静に考えれば、現実は1つしかありません。
現実の行動を起こすとき、あなたは妄想の方の行動を「選ばなかった」のです。何かしら理由があり、現実に起こった行動の方を、あなたは自分自身で選んだのです。
自分は現実を選び、妄想は選ばなかったという視点で見ると、後悔も減ります。同時に、現実に対しても本気で向き合えます。

3:「しない」という選択

義務や世間体への意識から、“できない自分”に苦しむことも多いですよね。「社会人だからもっとしっかり振る舞うべきだったのに」「モテたいから痩せたいのに痩せられない」とうじうじすることもあるのではないでしょうか?
ところがこの「できない」という表現、しばしば言い訳になってしまいます。「痩せたいけれどおみやげを貰ったからダイエットが続かなかった。また明日からやればいいや」と、「できない理由」を責任転嫁しては、いつまでたっても前進できなくなるのですね。
よく考えれば、「ダイエットが続かない」のではなく、「痩せるつもりがない」のです。「できない」のではなく、「しない」ことを自分で選んでいるのです。「できない」を「しない」に言い換え、自分はどうしたいかを考えましょう。

いかがでしょうか。こうみると、苦しみは自分の妄想が作っていることにも気付くでしょう。

2014.07.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/