暑い熱帯夜でもぐっすり眠れるヨガ

2014.07.29

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暑い夏がやってきて、なかなか夜も暑くて眠れない日々を過ごしていませんか? 睡眠はしっかりと取れないと、朝から疲れてしまい、夏バテの原因にもなってしまいます。だからといって、冷房の中、さらに夜風に当たっていれば風邪を引いてしまったり、体調が悪くなる事もありますよね。夜快適にぐっすり眠れるように、ちょっとだけ体の内側を整えてあげましょう。


体温が下がると眠くなる

人間は寝る前に体温が上がり、だんだんと体温が下がってきたときに眠気が襲ってきます。しかし、暑い夜はなかなか体温が下がらず、寝苦しい夜をすごしてしまいがちです。ではどのように体温を下げていったらよいのでしょうか? 無理やり体を冷やしても、冷やしたぶん暑さがすぐにぶり返してしまいます。体温は徐々に、ゆるやかに下げる必要があるので、無駄に体を冷やさないようにしましょう。

上手に体温調節するにはヨガが効果的

体を上手に緩められると、体温がゆるやかに下がってきて、心地よい眠気が襲ってきます。その後は深い眠りへと入っていくことができるので、体を緩めてあげましょう。簡単に体を緩めることができるのはヨガです。ヨガにもいろいろと種類がありますが、夜にできるヨガは、無理な苦しいポーズをせずに、体を緩めるヨガを行います。基本はそのまま眠りに陥れるような状態がベストです。ベッドの上に寝ころがって、そのまま寝てもOKな状態にしておきましょう。寝る前に行うヨガは、仰向けになったまま行えるので、簡単ですよ。

寝る前にやる体温調節ヨガ ヒザたてポーズ編

まずは仰向けに寝転がって足も手も放り出すように、リラックスさせます。ちょっと時間が経ったら、両ヒザを天井に向けたまま立てて三角形を作ります。肩幅以上大きめに足を開いて、まずは右ひざから内側にパタンと倒します。左膝は三角形のまま天井に向けた状態で、右膝だけ内側に向いた状態です。無理に下に押し込まず、力を抜いて、股関節からリラックスしましょう。そのまま数分うとうとするくらいまでリラックスです。だんだんと股関節あたりが締め付けられるような感覚に。そして5分くらい経つと、人によってはしびれた感覚になります。その後左足も同じように行いましょう。

寝る前にやる体温調節ヨガ ひし形ポーズ編

上記のヒザたて編は股関節を締めていましたが、次は股関節を広げていきます。やり方は、足の裏を合わせて、ヒザを外側に向けて倒し、つま先、ヒザ、骨盤でひし形を作るようにしていきます。両手もリラックスした状態に。数分すると、同じように股関節がじんわりとしびれた感覚がしてきますが、同時にうとうととしてきます。これだけで、体全身の力が抜け、筋肉や神経がリラックスできます。また股関節周りを広げ、刺激を与えたことにより、血流も良くなります。血流が良くなることで、体がぽかぽかしてきますが、ちょっと時間が経つと、緩やかに体の熱が外側に発散され、心地よい眠りに入ることができますよ。暑い夏でも、体温調節ができるヨガで、気持ちよく朝を迎えてくださいね。

2014.07.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。