泣きたいときは泣けばいい! むしろ泣け! 「泣く」ことで得られるメリットがいっぱいあった!

2014.07.26

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失恋をしたあと、切ないラブソングをBGMに枕をぎゅっと抱きしめて悲しみに暮れて号泣したことはありませんか? 「ああ!私ってなんて可哀想なの。こんなに恋に苦しむなんて……」と、気付けば張り裂けそうな胸の傷も悲劇のヒロインになりきって泣き叫んだことで気分は爽快! 「私を振ったあんな男なんて見る目ない!」とかえって晴れやかになるあの気持ち! 実際に「泣く」という行為にはストレス解消効果があるそうです。どんなに感情的になっても、散々泣いたあとは、お腹がすいて美味しいものが食べたくなるのが人間というもの。
そこで今回は「泣く」という効果にはどんなメリットがあるのか、その効能をご紹介します!

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緊張をやわらげる

「泣く」という行為によって、緊張やストレスと関係している副交換神経が刺激され、脳がリラックスした状態へと切り替わります。それまで張っていた緊張の糸が切れるため、体も心もふっと力が抜けるそうです。涙を流すことでストレスを抑える(=ストレスホルモンを抑える)ことに繋がるので、ストレスも大きく軽減されます。

感情を安定させる

また、泣くという行為には「感情を安定させる」そして「やる気を出させる」というふたつの効果があります。これは、泣くことによってセロトニン神経の活性化につながるためです。逆にセロトニンが不足すると不安定な気持ちになったり、やる気が出なくなってしまうことも。そのため、「辛いのに泣けない」「悲しくても涙が出ない」という人は要注意です。感動的な映画を見たり読書をしたりして意識的に泣けるようにトライしてみましょう。

悲しみをやわらげる

泣いたあとには「エンドルフィン」という脳のなかでつくられる鎮痛剤のような物質が増加します。エドルフィンは自然なモルヒネのような鎮痛効果があるため、悲しみや痛みを和らげてくれるそう。
さらに、涙には「マンガン」という物質も含まれています。マンガンは体内で酵素を活性化させるための大事な栄養素。けれど、これが一定量を越えて溜まってしまうとうつ病になる危険も増える物質です。涙は余分なマンガンを体外へ出す役割を果たしてくれます。

キレイな瞳になる

涙には涙腺を掃除する役割があります。そのため泣くと涙腺の汚れが流されて循環がよくなるのだとか。涙を流すことで余分な水分も流され、顔のむくみがとれるという効果もあります。また、汚れや雑菌を退治し、目を紫外線から守ってくれます。キレイな瞳を保つことで、目の輝きがましそうですね!

「涙活」がブーム!

以上のような理由から、今は「涙活」が流行っていますよね。「涙活」では、映画や話などを聞いて意識的に泣こうとする取り組みや活動のことです。泣けなくて困っている人は、開催されているイベントへ足を運んでみるのがオススメです。また、サイトに「涙活書籍」という本も紹介されているので読んでみてはどうでしょうか?

疲れたときや苦しんだときは、我慢せずに泣いてしまいましょう! 泣くことで心の負担が軽減され、気持ちもすっきりします。行き詰ったときには無理やりにでも「泣く」ことで、目の前がクリアになるかもしれませんよ。

2014.07.26

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko