家の中でも暑い! 夏のムっとした空気を逃す方法

2014.07.05

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これからどんどん暑くなる季節です。冷房などをつけると体が冷えたり乾燥を招いてしまうので、なるべく使いたくないですよね。じめじめした夏でも、いろいろ工夫することで快適に過ごしやすくする方法があります。


明るさをデザインする

家の中に居て夏の暑さを回避するためには、家の中に熱をこもらせないことです。日中は太陽が真上にあるので、日差しが入ってくることはありませんが、地面の照り返しや壁の照り返しなどで部屋の中に光が入り込み、熱がこもります。まずは光を和らげる方法が必要ですね。カーテンなどで光をさえぎることができますが、それでは家の中に熱がこもり、余計にじめじめすることもあります。光を涼しくさえぎるのに有効なのが、スダレや緑色の植物などを窓の外側に置くことです。それだけでも照り返しが減り、部屋の温度が少し下がってきますよ。最近良く見かけるのは、ヘチマやゴーヤを育てているお家もありますよね。外側に緑などで壁を作ることはとても有効な遮光対策になります。見た目も涼しくて良いですね。

空気の通りをデザインする

家の中に熱い空気がこもると、体感温度もさらにアップします。さらにじめじめも増してくるので、家の中でも涼めませんよね。そのためには部屋の構造をうまく使って空気の流れを良くしてあげましょう。空気の流れを良くするためには、対角線上に風の通り道を作ってあげることです。こうすることで、部屋全体または家全体の空気の流れを作り、たまに流れてくる風が部屋の中を通って熱を外へ逃がしてくれます。角にある窓を一つ開けておいて、ほかの部屋の1か所でも窓を開けておけば、対角線上に風が流れていきますよ。
また、たとえばワンルームで窓が一個しかない部屋もありますよね。その場合に一番効果的なのが、窓を開けたらキッチンの換気扇を回すと、風の通りがよくなります。また対角線上に窓がない場合などは、パーテーションなど何かさえぎる壁などを使って、風の通り道を作ってあげてみてください。

体を冷やし過ぎないようにする

冷房などでは、無理やり熱を下げようとする作用から、体からどんどん熱を奪い、やがて冷えに繋がります。なるべく自然な力を利用して、暑さ対策をしてきたいですよね。特に女性は、体が冷えやすく温まりにくいので、夏でも気が抜けません。
暑いからといって、冷たいものを食べると、体がとても冷え込みますが、逆に熱を上げようと一気に体温を上げる効果もあり、余計に暑さを感じることも。さらに冷たい食べ物は、内臓を冷やし、免疫低下に繋がります。体が冷える悪循環にならないためにも、過ごしやすい空間作りは大切です。自然な力を利用しながら、光の調整と空気の調整をして、体に優しい夏の過ごし方で、暑さに負けない夏を過ごしてくださいね。

2014.07.05

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。