遊ぶように仕事をしよう! やる気が出ないときに効く禅語「遊戯三昧」

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宮野茉莉子

Written by:

2014.06.09.Mon

梅雨の時期は、なんとなく仕事も憂鬱ですよね。窓の外を見ればドンヨリ暗いし、ジメジメして髪はまとまらないし、せっかくのランチも外に出れば濡れるから億劫……。「やる気でない」「これは本当に私がすべき仕事なの?」なんて、マイナスに考え込んでしまう時期でもあります。
こんな時期に効くのが、禅語『遊戯三昧』。「遊ぶように仕事をしろ」というなんともステキな意味ですが、詳しくご紹介します。

オンとオフを分けない

“仕事”のイメージといえば、義務、責任、ルーティーン……と、堅苦しくつまらないイメージ。オンとオフはキッカリ分けるべきで、「仕事に楽しさを求めるなんて子ども」「仕事はつまらなくて当たり前」と思い込んでいませんか?
そう、これは思い込みなんです。
仏教では、仕事と遊びを分けません。もっというと、洗濯、掃除、自炊……など、日常のすべての行動(=遊戯)を分けず、遊びのように徹してやろう(=三昧)といいます。

遊ぶように仕事をしよう

大切なのは、何をするのにも“遊ぶように楽しむ”ことなんですね。
友達やカレと、遊んでいる時のことを思い出してみてください。利益や損得感情、遊びの意味や目的、自分の存在意義、将来の不安など……アレコレ考えず、“ただ遊ぶことに徹する”ものですよね。今やることに全身で入り込み、楽しむ。同じように仕事も、雑念を持たず、“今やることを楽しむ”ことが大切なのです。
上記のような自己保身や執着の混じった雑念を抱えると、一気に仕事がつまらなくなります。「ほかにもっといいものがあるのでは?」と、妄想も始まりますよね。仕事に身が入らなくなり、パフォーマンスも下がり、さらに落ち込む要因を自ら作り出す。全くの悪循環なのです。
まずは目の前の仕事を、遊ぶように徹してやってみましょう。禅では1秒前のことにも執着せず、ただ、今目の前のことに徹することを大事とします。

それでも仕事がつまらない時は?

目の前の仕事に徹するものの、仕事がつまらない。そんな時は、“やり方や、仕事そのもの”に問題がある可能性もあります。
まずは、やり方を変えること。どこか、他人任せ&責任転嫁で仕事をやっていませんか? 禅には「随処において主となれば立処皆真なり」という言葉もあります。どんな小さな仕事でも、主体性&当事者意識をもってやることが大切です。
また、実は多いのが「やりたいことはわからないけど、今やっていることは違う気がする」という悩み。やりたいことが分からないうちは、遊戯三昧の通り、今目の前にあるものに徹しましょう。
目の前のことを適当にやっていては、いつまでも分からないまま。何か1つに徹することで、「これなら苦にならない、あれはちょっと苦手」といった自分が見えてきます。道は1つではありません。曲がり角、下り坂、トンネルなどがあっても、歩きさえすればゴールに近づくのです。
一方で、ほかにやりたいことを心の奥底に抱えているなら、仕事を変えるという方法もあるでしょう。これからの季節の参考にしてみてくださいね。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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