飲みきれない……余ってしまったワインの活用法5つ
家でボトルワインを飲んだ際に、あまり口に合わなかったり、美味しかったのに体調的に飲みきれなかったりして残ってしまうこともありますよね。そんなときに有効なワインの活用法をお教えします。
小瓶に移し替える
ワインが劣化するのは、空気に触れて酸化が進んでしまうからなのです。大瓶で隙間がある状態で保管するよりも、隙間がない状況の瓶などに移しかえれば日持ちします。
オススメはドレッシング用などの小型容器。風味づけに使う調理用にも使いやすいですよ。ほかには通常のカレーを煮込む際に水の代わりにワインを使うと、味わい深いカレーになります。料理に使う分には、小瓶に移し替えて冷蔵庫で保存しておけばしばらくは問題ないので、次にカレーを作る際に使ってもいいでしょう。
サングリアにする
サングリアって赤ワインのイメージがあるかもしれませんが、白ワインでも美味しく作れます。ワインに、フルーツとハーブ、蜂蜜か砂糖を足すだけ。甘味が加わる分、渋くて飲みにくかったワインが飲みやすくなります。お酒が弱い方にもオススメ。ハーブはシナモンやクローブが定番ですが、ローズマリーやカルダモンなどいろいろ入れてみると味に深みが出ます。ほかにオレンジやレモン、グレープフルーツなど酸味があるものと、リンゴやバナナなど甘味のあるフルーツを組み合わせていれると美味しくなります。
オススメはバナナ。短時間でも甘味と香りがつきやすいので全体の味のバランスも整います。
冬は、蜂蜜とクローブ、シナモンなどを加えてホットワインにしてもいいですね。ドライフルーツを入れて加熱するのもオススメです。
ワイン塩にする
余ったワインと塩をほうろうの鍋で煮詰めるだけ。粉末のドライハーブやペッパー、ローリエなども一緒に煮詰めると、香味付けに最適なワイン塩が出来上がります。肉料理の下味に使ったり、野菜やお肉を焼いたり茹でたものに添えても美味しいですよ。
入浴剤にする
ワインと粒の大きい粗塩でワイン塩を作り、バスソルトにするという方法も。見た目も華やかですし、香りは残ってアルコールだけ飛ぶのでお酒がダメな方への手作りのプレゼントとしても使えます。
ただし、赤ワインだと浴槽に色がつきやすいので入浴後はすぐによく洗うようにしてくださいね。
煮詰めて冷凍する
赤ワインを煮詰めたものを製氷皿などで小分けしておくと、煮込み料理の風味付けに使えます。たまにしか家で料理をしない、という方は冷凍しておいた方が日持ちするので便利ですね。
余談ですが、お店で頼んだボトルワインは持って帰れるということは知っていますか? グラスワインでは飲みたいものがないけれど、ボトルだと飲みきれないかもしれないという心配もあると思います。そんな時はもし余ったらお店にいえばボトルごと持って帰れるのです。ボトルを頼む際に、飲みきれなかった場合に持って帰れるか聞いてから頼むと、先に袋などを用意してくれることもあるのでスマートです。
家に持って帰って翌日以降も飲めるので、お店の方に声をかけてみてくださいね。