キャリアは強気でいこう! 後悔しないための“パワー・ウーマン”マインドとは?

2014.06.10

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女性としてきちんとしたキャリアをつけていきたいと考えるのはとても大事なことです。不況、就職難といった厳しい事態が続いているからといって、そんなマイナス要素に負けてはダメ! いつでも、どんなポジションにいても、自分に求められていることを的確に理解し、努力を続けている人はかならず揺るぎないキャリアを築いています。世界有数の経済誌『フォーブス』で執筆を続ける、マージ・ワレル女史もそんな一人。世界中の女性たちをもっと力づけたいと、日々活躍しているそんな彼女から、強気でキャリアを積み上げていくためのマインドをつくるアドバイスをご紹介しましょう。


アドバイス1:“自信がついてから”は永遠にやってこない! 自信が無くても行動すべし

多くの人が“もっと自信がついたら、○○しよう”と、行動を先送りしています。でも“間違いない”というくらい自信がつくなんて、おそらくやってこないし、そうやっている間にたくさんのチャンスを見逃していることに気づきましょう。“現実にそうなるまではフリをしろ”という言葉はまさに至言、自信がなくてもまずは行動をおこすこと、自分がアクションを起こすことで、自分も状況も大きく変わっていきます。

アドバイス2:完璧主義者にならない

女性は男性に比べ、几帳面なまでに完璧にこだわりがちです。そのあまり、少しでも小さなミスを避けようと、膨大な時間と労力を費やして空回りすることもたくさん。自分の能力においてベストを尽くすことは大事、でもだからといってなにもかも“パーフェクト”にこなそうと無理をしないで。仕事でも失敗やミスは、次回への貴重な教訓となるし、失敗することで得られるものも現実にはたくさんあるのです。一つの失敗が人生の終わりではありません、もっとタフになりましょう。

アドバイス3:自分が本当に欲しいものを、はっきりと伝えよう

“女性は男性に比べ、給料交渉が苦手で本来より低い基準で妥協しやすい”と欧米でも言われています。“謙譲”を美徳とする日本のカルチャーならその傾向はもっと顕著でしょう。でも自分の真価に対し正当な評価を主張する、これはとくに海外とのビジネスが多くなった現在ではとても重要なことです。低い金額で妥協してしまうのは、なにより自分がその程度の価値しか自分に見出していないことになってしまいます。常に要求した通りのようになるわけではありませんが、少なくとも自分が求めていることを誤魔化さず、はっきり伝えようとする意思はいつも持っておいて。

アドバイス4:今現在だけでなく、10年後、20年後の人生を思い描いてみる

いったん社会人になると、働く期間は人生のかなりの部分を占めると考えましょう。だからこそ、10年後、20年後はどんなふうになっていたいのか、イメージをすることが大事。もちろん、20代と30代では働き方も違うだろうし、女性にとって結婚・出産はキャリアを左右する大きな要素にもなります。そのときで後悔しないためにも、そのときどきで“自分にとって大切なものはなにか”、はっきり考えておきましょう。結婚したら夫の状況も人生の一部になるし、子どもができたら、キャリアをスローダウンする必要が出てくるかもしれません。どんなときでも、優先順位がはっきりしていれば、充実感ややりがいは感じられるはず。もちろんある時期によっては、すべてを思うようにこなせず、諦めなければいけないものも出てくることでしょう。そのためにも、自分のなかで優先順位を持っておくことが必要です。

2014.06.10

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。