合わない枕は老化を促進する? 良質な睡眠で美しくなれる正しい寝具の選び方 後編

2014.06.18

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

夜になっても気温が下がらず、寝苦しい毎日……。「最近、なんだか寝不足」「眠りが浅い気がする」など睡眠に関する悩みが増えていませんか? どんな高価な美容液よりも良質な睡眠! といわれているように、睡眠の質が下がってしまうとお肌全体に悪影響を及ぼします。それとは逆に、毎晩「良質な睡眠」がとれるようになれば、夏のトラブルに負けない美肌づくりにアプローチできるのです。後編は寝具の選び方です。



前編はコチラ

ベスト寝具を選んで良質な睡眠から美しく!

同じ姿勢で長い時間眠り続けていると、一部分だけに圧迫や重圧がかかってしまい、血液の循環が悪くなったり、汗の流れを止めてしまう原因になります。
寝返りはこの圧力を分散させたり、暑さで蒸れた背中や下半身に空気を送り込み不快感を取り除く大切なもの。また日中に生じた全身のゆがみを正常に戻す働きもしてくれます。
一般的に寝返りは一晩に20回~30回ほどが正常と言われていますが、これよりも多かったり、少なかったりすると睡眠の質を下げる心配があります。
正しい寝返りを行うことは、全身の血液循環、新陳代謝を良くし、蒸れや歪みの防止に役立つため美肌ケアにアプローチするための大切なことといえるでしょう♪

正しい寝返りから美肌をつくる適度な寝具は??

やわらかすぎる布団は寝返りが少なくなる!

布団がやわらかすぎると、身体が埋もれてしまい、寝返りに余分なエネルギーが必要になります。そのため、寝返りは少なくなる傾向があります。やわらかい布団は疲れ、肩こり、腰痛の原因にもなります。

硬すぎるふとんは寝返りが多くなりすぎる!

逆に布団が硬すぎると、全身にフィットせず、体重の圧力が腰などの限られた部分に集中してしまいます。長い時間同じ姿勢を続けられず、寝返りは多くなります。そのため、硬すぎる寝具だと、疲れ、だるさが残りやすくなります。

枕選びのポイント

背骨につながっている頚椎の角度を正しくキープする寝具として枕は重要な役割を果たします。高すぎる枕は気道が圧迫されいびきの原因になります。逆に低すぎる枕では頭部に血液が滞り不眠をまねきます。枕の高さが正しければ、胸椎、腰椎、仙椎がキレイなS字ラインになります。枕の高さが1センチ違うだけでも背骨のラインが変わってきます。
正しい枕の高さをチェックするためには、横になった状態で頭の位置が立っている時と同じ場所になる高さの枕を選ぶのが正解だと言われています。枕に頭を乗せて、立った状態の頭の位置と比べてみましょう。後ろに下がっていたり、前に倒れてしまう場合は、枕の高さの調節をして下さいね。

間違ったものを使い続けていると、肌荒れや老化を促進する原因にもなるので要注意。自分に合った正しい枕や寝具を使うことで、質な睡眠からお肌の再生力アップ! 蒸し暑い夏もぐっすり眠れる美女を目指して、夏の美肌を手に入れましょう。

2014.06.18

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 松はるな

美容・ファッション・ライフスタイル・旅行など、主に女性向けのコラム記事を 執筆しているライターの松はるなです。 雑誌広告、化粧品会社にて美容コラムを担当するなど文章を書く仕事を経て、 現在はフリーのライターとして活動中。女性がもっと美しく健康に! そしてハッピーになれるような記事をご紹介出来るよう頑張ります♪ twitter: http://twitter.com/unicohm