誰でも快眠体質になれるんです! よりよい睡眠のために気をつけるべきこととは?
暑くなってくるとだんだん寝苦しい夜が続くようになりますが、ベッドに入ってもなかなか寝れなくて悶々とするというのは、考えてみれば大変な時間のロスです。毎日忙しい生活だからこそ、限られた時間のなかでしっかりと熟睡したいと誰もが思うはず。そこで今回は快眠体質になるためのヒントをご紹介、普段から寝つきが悪くて困っている人もぜひ参考にしてみて下さい。
ヒント1:寝室の環境を見直す
睡眠は寝室の環境によって大きく左右されます。たとえ短い時間でもしっかりと熟睡したいなら、まずは寝るための環境を整えることから始めましょう。基本的に寝室にはベッド以外なにもないのが基本。部屋の使用目的は“寝ること”にあるのですから、余計なものは何も置かないほうが眠りに集中できるし、なにより掃除もずっと簡単になります。
寝室はきれいに片づけておく
雑然と散らかった部屋だとたとえ部屋を暗くしてもなかなか落ち着けず、すんなりと眠りに落ちるのが難しくなります。床に服を脱ぎ散らかしたり、モノを置きっぱなしにしないこと。脱いだ服をいちいち片付けるのが面倒という人は、一時的に服を置いておくかご等を用意しておきましょう。
寝る前は間接照明で体を“睡眠モード”に
明るい部屋のなかにずっといると意識が刺激され、体がなかなか睡眠モードに入れません。夜家に帰って過ごすときはリビングや寝室をなるべく間接照明など抑えた明るさにしておきましょう。スマホやタブレットなどのブルーライトは小さなスクリーンでも目への刺激が強いため、睡眠前はなるべく使用を控えるようにしたいものです。
ヒント2:少し早く起きてみる
なんだか皮肉な現象のような気もがしますが、寝つきが悪いのはじつは体がしっかりと睡眠を必要とするほど疲れていないから、ということもけっこうあります。そんな場合は、目覚まし時計を15分ほど早く設定して、いつもよりやや早めに起きるように睡眠サイクルを修正してみましょう。日中よく活動し、心身ともにほどよく疲れるようにあれば、眠りも自然と訪れるようになるはずです。
ヒント3:“入眠儀式”で極上の眠りにつく
睡眠をより大切に考えるなら、眠りにつくための儀式を習慣化することで、より早く確実に深い眠りにつけるようにしてみましょう。以下はいずれも海外の研究者たちによるアドバイスなどをまとめたアイデアたちです。
1.お風呂でリラックス
寝る前にぬるめのお風呂に入って心身をリラックスさせます。入浴中は体温が上がりますが、お風呂から出たとき急激に体温が下がることによって、体に“そろそろ寝る時間だよ”とサインを送ることができます。
2.炭水化物高めのスナックでしっかり朝までお腹をもたせる
睡眠前に少しだけスナックを食べてお腹を満たすと、朝までぐっすり眠れるという調査結果があります。選ぶときは炭水化物の豊富なものを。バナナ1本、あるいはトースト1枚やシリアルなどがおすすめです。
3.あくびをしてみる
身体的な動作が気持ちにも影響を及ぼすのは、すでにさまざまな研究で明らかになっています。たとえばつらいときでも笑顔を作ることで気持ちが軽くなったり、顔をしかめているうちにだんだんイライラしてきたり……。そんな効果を睡眠にも応用してみましょう。眠いと思っていなくても、あくびを2、3回してみて。なんだかだんだん眠くなってきませんか?
さあ、以上が済んだら、部屋を完全に暗くして眠りにつきます。明日もきっと何かいいことがありそう、と期待と希望を持って目を閉じれば、きっといい日になることでしょう。