暑い季節は足のむくみが取れにくい! だからこそ気をつけたいこと

2014.06.28

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

夏の季節ほど足のむくみが取れにくいのをご存知でしたか? 汗をかくと、肌がべとべとするし、洋服が汗でぬれるのも嫌だからと、涼しい部屋の中にいたり、運動をしないなど、汗をかかない習慣をしている人は特に注意が必要かもしれません。汗をかかずに、水分も取らずにいることで、余計にむくみの原因を作っている人が多いようです。それらの原因は、対処するようにしていきたいところです。


水分の循環が悪いから足のむくみの原因に

普通、水分は汗や尿から排出されます。そしてのどが渇くと水分を取りますが、涼しい部屋の中にいると、ついつい水分を取るのを忘れてしまいがちになります。冷房の効いている部屋は、とても乾燥しているため、水分が結構奪われているんですよ。
水分の補給が行われないと、汗や毛穴から出た水分が足りず、尿として排出されるべき水分を使う、といわれています。しかし尿は老廃物を一緒に排出するため、もし尿が出ない状態が続くと、老廃物が体に溜まり、むくみの原因となってしまいます。そのため、体内循環を良くするためにも水分補給が大切なんです。

むくみっぱなしを放っておくと足のむくみの原因に

一度むくみが始まると大変です! 体内に溜まったむくみによる水分や老廃物を流そうと、いきなり水分を取ってもなかなか体内循環はうまくいかず、2日間くらいはむくみっぱなしです。
さらにそれを放っておくと、その状態が維持され続けてしまうので、常に太ってしまったかのように、むくみっぱなし……なんてこともありますよ。
また涼しい場所にずっといる生活をしていると、むくみの水分はどんどん下へとさがり、足がムクムク、プニプニとしてきて、足首周りもどっしりとむくみだします。こんな状態になる前に、日常的に水分を取る意識をしないといけませんね。

運動不足と涼しい生活が足のむくみの原因に

足首までむくみっぱなしの原因には、理由があります。血液の循環にあわせて、水分も体中をめぐり、足にめぐった血液や水分も上から足へ、足から上へ流れていきます。
しかし冷房などの涼しい部屋にいたり、運動不足になっていると、足から上へ流す力が減り、血液と一緒に水分が上へと流れにくくなってしまいます。そのため水分は足に溜まり、ひどいときは足首から下までがむくみだすのです。下から上に押し上げるためにはポンプが必要です。足のポンプはふくらはぎ。ふくらはぎを動かしていないと血流も悪くなるので、日々のちょっとした運動が必要になります。歩くだけでも、ふくらはぎの良い運動になりますが、オフィスや家にいても、簡単なストレッチやマッサージをしながら、自分で上に押し流すこともとっても効果があります。

汗がかけないと足のむくみの原因に

足がパンパンにむくんでしまうのには、汗をかけないのも原因です。むくみは血管からしみでた血液の血しょう成分です。その血しょう成分が血管に戻り、血液と一緒に流れていくのですが、暑い夏になると熱の上昇を抑えるために、体を冷やそうと血管が広がります。そうすると、血液から血しょう成分が普段よりも多めに染み出し、血管に戻れなくなる現象が起きます。足でこの現象が起こると、下に溜まったままの水分は上に押し上げられることもなく、そのまま停滞してしまい、なかなかむくみが取れない状態になります。
夏の暑い季節だからこそ、汗をかいたりして体温調節ができていないと、このように血管の膨張によりむくみが生じるので、体温調節をするためにも汗をかくとこは重要なんですよ。

2014.06.28

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。