良質な塩分を摂取しよう! 塩の賢い選び方は?

2014.05.07

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人間にとって食品の中で大切なのは塩です。塩と水があれば生きているほど大切な栄養分です。塩分の取りすぎを気にしている人も居るかもしれませんが、現代に日本においては、塩分より糖分の摂取過多のほうが問題です。さらに欧米のような肉食生活も日本に浸透しているため、肉に含まれる塩分や脂肪過多も問題です。もともと米を食べる日本人にとって、本来ミネラルが豊富な塩分はとても必要なものです。


塩分と一言でいってもいろいろあります

塩分を気にして、お味噌汁や漬物、煮物など、和食を毛嫌いする人も多いのでは? それよりもお肉やラーメン、さらにはパンなどでもサンドイッチや調理パンなどを食べていれば塩分がたっぷりです。また市販の加工食品などは、主に精製塩というミネラルが取り除かれたただの塩分が使われていることも多く、それらは体にとっては負担になるものです。日本食に使われる塩分は、どれも天然塩を使ったり、自分でアレンジしやすいものばかり。添加物の多い食品よりも和食のような塩分の入った食事のほうが良質な塩分が取れると思います。

良質な塩分は体にも良い

精製塩などは、ミネラルなどの栄養が取り除かれているため、栄養のない塩分はただ体に溜まっていくだけで、むくみの原因になったり、体内のミネラルバランスが崩れていきます。天然の自然塩には、たっぷりのミネラルが含まれ、もちろん体にとって必要な栄養として、体内で良い働きをしてくれます。塩分を取るなら、精製されていない自然な塩を取るべきですね。

塩分を取るなら栄養のある塩で

一日に必要な塩分の量、これ以上取ったら良くない塩分の量など巷では言われていますが、良質な塩分を取らずにいたら、とても意味がありません。塩分過多を気にしても、塩分によるミネラルが取れなければ、体のバランスも崩れてしまいます。精製塩などを取りすぎず、良質な塩分を取り入れて、体が欲しがっているミネラルをしっかりと補給してあげましょう。外食や買ってきたお弁当などばかりでは、ほとんどミネラルの取れない塩分です。その場合は塩分過多になるので気をつけてくださいね。

塩の種類はさまざま

天然塩にもさまざまな種類があります。日本には存在しませんが、シンプルな味付けを楽しめる岩塩、海水を蒸発させてできる天日塩、一般的に主流な海水、岩塩、天日塩などを煮詰めた平釜塩などがあります。これらはおもにミネラルも豊富ですが、味も栄養バランスもさまざまです。
料理の内容や好みによっても塩選びをする必要があります。また、塩といっても醤油や味噌など、日本人にとってなじみのある調味料には、塩がたっぷり含まれていますよね。これらの塩分も取りすぎは良くありませんが、発酵食品としての栄養素が十分にとれるので、積極的に料理に取り入れたい塩分です。
体にとって栄養のある塩分なら、取り過ぎによる弊害は精製塩よりも少なくなるとも言われています。無理に減塩するよりも、ミネラルが補給できる塩を積極的に取り入れてみてください。

2014.05.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。