何で分からないの? 同じ日本語でも「話が噛み合わない」解決法

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宮野茉莉子

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2014.05.27.Tue

「こんなに分かりやすく話しているのに、全然分かってくれない!」と、もどかしく感じた経験はありませんか? 世代の違う上司・価値観の違う同僚・異性……となると、いくら自分で分かりやすく説明しても、“話が噛み合わない、通じない相手”っていますよね。一体どこに問題があり、どうすれば話を分かってくれるのでしょうか?

「自分が納得できる言い方」で話を進めてしまう問題

人間には「これなら自分は納得できるから」と思い、自分の価値観のままに、他人との会話を進めてしまうところがあります。
筆者がこの問題に直面したのが、病院に行きたがらない人を説得するとき。“気持ちを1番重要視するタイプ”の筆者としては、「心配で仕方ないから行ってほしい」と、感情論で相手を説得しました。ところが全く伝わらず、むしろ心を閉ざしているよう。
実は相手は“現実問題を重要視するタイプ”。「症状が悪化したら治療費がかさむ」などお金の話や、「入院したら子どもにも負担がかかる」という話の方が、耳を傾けて話を進めてくれるようになりました。
このように、「自分なら納得できるから」という考えのまま、人と話すのは禁物。上司なら言い合いになってしまったり、友人なら心を閉ざされたり、恋人だと気持ちを押し付けられるだけで重荷になる危険性があります。

まずは「相手の価値観」を知ろう

基本的なことになりますが、会話をするときには“相手の価値観”を把握して進めましょう。
たとえば仕事でも、「やりたいこと/好きな気持ちが1番大事」という人もいれば、「安定とお金が何より大事」「プライベート時間を確保したい」「マイペースな自分の性格に合うものがいい」「昇進して権利を勝ち取ることが大事」「変化に富むものがいい」「引越しや産後でも続けられるもの」という人もいます。
価値観は、十人十色。つい「自分の価値観が1番!」と話を進めてしまいますが、価値観に優劣の差は無し。大切なのは話が噛み合い、少しでも理解や共感し合えることです。会話中は自分のことでいっぱいになりがちですが、“相手の価値観”を常に探ってみましょう。

相手の価値観に合わせ、妥協点を見つけていく

相手の価値観がわかれば、“相手の言語”で、話を進めることをオススメします。現実的な人にいくら感情の話をしても、伝わらないでしょう。現実的な人には現実的な目線から、会話を進めましょう。自分の意見を伝えたいときも、まずは相手の言葉で話し、理解を示したうえで打ち明けると、相手も聞く耳を持ちます。
簡単にできることではないですが、まずは相手の思考に注目してみてくださいね。

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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