女性必見! 甘いものが食べたい原因は女性だからしかたない!?
ちょこっとお腹がすいたときに手軽に食べられるパンやおかし、それらは余計に空腹感を与えたり食欲を増進させてしまいます。その原因は血糖値の上昇が急激に起こるから。血糖値の急激な上昇が太る原因になるのは最近ではよく聞く話ではないでしょうか?
カロリーより糖質の量が問題
一度にたくさん糖質のある食べ物を体内に取り入れると、急激に血糖値が上がってきます。カロリーに関係なく糖質が高いものを急激にたくさん取り入れると、糖質が変換されたブトウ糖が、体内に栄養として吸収されずに、皮下脂肪として蓄積されてしまいます。そのため、一日のカロリーを計算したり、糖質の量を考えて食事を取っても、一度の食事で糖分を取り入れすぎると、脂肪を蓄積させて、消費しにくい体になってしまうのです。
ダイエット中に一日のカロリーを気にするあまり、外食の約束をしたからといって、朝食や昼食を抜かしていきなりパスタやラーメン、ケーキなんかを食べると、急激に血糖値が上がってしまい、余計に脂肪を溜め込んでしまいます。糖質の量はこまめに分けて取り入れると、効果的に体内でしっかりと吸収できるようになりますよ。
血糖値の急激な上昇を抑えるには
前述したように、血糖値の急激な上昇は糖質をいきなり体内に入れるときです。その量は決まっているわけではありませんが、ご飯やパンをいきなり食べれば血糖値は普通に急激に上がります。しかし、野菜やたんぱく質を一緒に取り入れれば、食事を取った20分から30分後に序所に血糖値があがっていくので、急激な上昇を抑えることができます。
甘いものを食べたがる女性! その理由はこれです
女性は食事をしてから血糖値が安定し、吸収されるまで、4~5時間くらいといわれています。男性の場合は6~7時間もあるんです。しかも女性は生理前になるとこの時間がさらに短くなり、3時間くらいといわれています。このように、女性の場合は低血糖になるまでの時間が短いのです。だから女性の場合は男性よりもこまめに糖質を取り入れてあげないと、ふらふらになってしまいます。女性が甘いものを食べたくなっちゃうわけはここにあったんですね。糖質はご飯やパンだけでなく、その他のちょっとした食べ物の中に含まれているので、パンやチョコレートを食べるよりも、飲み物やチーズ、ナッツなどを食べて、栄養補給すると良いと思います。
女性は気をつけたい低血糖
低血糖気味になる時は大体生理前に起こりやすく、鉄分や亜鉛の摂取量が足りないと、貧血状態になります。さらに低血糖のときにいきなり糖質を取り入れるのも、間違いです。だからといって糖質をずっと取り入れないのは、低血糖の引き金に! 低血糖は集中力を低下させるだけでなく、手足がしびれてきたり、だるくなったり、さらに眠気も出てきます。もっとひどくなるとイライラとパニックが出てきて、大変なことになってしまいますよ。上手に低血糖になりすぎず、血糖値をあげすぎず、上手にバランスをとってあげてくださいね。