社内に1人はいる! 他人への悪口や粗探しが多い人の心の中と対処法

2014.03.16

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他人の悪口や批判が多い人、周囲にいませんか?
たとえば自分と違う価値観は「ありえない」と否定し、自分の正しさをアピールする。他人の幸せが喜べず、粗探しをする。目立つ人物も、「でも○○なところもあるよね」と落とす。多くの場合ブランド品を身にまとい、王道と言われる人生を歩む人によく見られます。
一緒にいると、こちらの気分まで下がってきますよね……。とはいえ、会社仲間にいることも多く、どうにか付き合っていかないといきません。彼女たちの心理と、付き合い方をご紹介します。


悪口や批判は「ココロの武器」だった

口にする言葉は、“自己肯定と他者の批判や悪口”が多い彼女たち。一見強そうなイメージですが、実は弱い人に多いのです。

1:自分に自信がない

基本的に彼女達は、自分に自信がありません。そのために自分を肯定する発言が多く、それ以外を批判するのですね。プライドも高いので、自分よりも目立つ存在は落とそうとします。
自分に自信があれば、わざわざ自己肯定したり、悪口を口にしません。口にしなくても、はじめから分かっていることですから。「他人を批判するよりは学ぶ方がいい」のも、真理ですよね。

2:ダメージや変化に弱い

一方で自分に起きるトラブルや、他者からの批判には、とても弱い彼女たち。
それを心得ているからこそ、“世間で一般的と言われるもの”を選び、冒険をせずにトラブルを減らします。また他人から批判されないために、先に他人を批判するのですね。ある意味批判や悪口は、“自分を守るためのココロの武器”ともいえるでしょう。

賛同すると「武器の1つ」にされてしまう

彼女たちの批判に賛同すれば、あなたはある意味“武器の1つ”になってしまいます。あなたといれば自尊心が満たされますから、一緒にいる時間も増えます。発言も段々過激になりますし、もちろんあなた自身も批判されます。
賛同するのは、お勧めしません。とはいえ否定するのも、悪口ターゲットになる可能性もあります。

とぼけて流そう

お勧めなのが、とぼけてしまうことです。「そうですか? 分かりませんでした」「余裕がなくて気が付かなかったです」「そんなこともあるんですね」と、すっとぼけましょう。
「分からない」といえば、「何を考えているのか分からない子」と思われます。思うような反応をしてくれないあなたをつまらなく思い、話す回数も減ります。
自分の興味のあることに力を入れるのもお勧めです。たとえば仏像好きなら仏像にハマるとか……一見無関係のようですが、自分とは違う面が1つあるだけで、「あの子は変わっている子だから悪口言ってもつまらない」と思われます。

2014.03.16

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/