スメルハラスメントになってない？　過剰な香水と柔軟剤の臭い

最近は柔軟剤のブームといってよいほど、良い香りのする柔軟剤が増えましたよね。柔軟剤の本来の目的は、衣類を柔らかく洗い上げることでしたが、今の時代は匂いを付けるために使っている人が多いのではないでしょうか？

柔軟剤の効果よりも匂いが好き

ふんわりと洗いあがって肌触りを良くするための柔軟剤ですが、最近は柔軟剤を買うときの目安として、衣類をふんわりさせる効果よりも匂いで選ぶ人が増えています。そのため、いろいろな香りのする柔軟剤を選べるようになりましたが、中には柔軟剤をブレンドする人までもいるようです。自分好みの匂いにするとは、すごいですね！　しかし、その匂いは洋服全体に付くことで、クローゼットが柔軟剤の匂いでプンプンしていませんか？　それって本当に良いことでしょうか？

香水と同じように不快に感じる人も

柔軟剤をたっぷり使って良い香りに包まれたい！　周りもきっと良い香りのする人だと思ってくれている！　と思っているのは本人だけかも？　電車に乗ったときやオフィスにいるときに、香水のきつーい人に不快感を覚えたことはありませんか？　それと同じで、柔軟剤の匂いをキツく感じる人もたくさんいるのをお忘れなく。たまにアレルギー反応のように具合が悪くなったり、頭が痛くなったりする人もいるので、たっぷり香水を付けている人みたいに、柔軟剤の匂いをプンプンさせないように気をつけましょう。

柔軟剤は衣類のためにもほどほどに

柔軟剤は過剰に使いすぎると、衣類のべた付きの原因になったり、黒ずみの原因にもなります。さらに繊維を痛めやすくするので、使いすぎると衣類をすぐにダメにしてしまうので注意が必要です。

使い方と量を守るだけで十分効果がある

柔軟剤のふんわり効果と適度な香りの効果を楽しむために、使い方と量は守りましょう。柔軟剤を入れるタイミングや量はメーカーによっても違いがあります。適当に最初から洗濯機に投入したり、香りを引き立たせたいからとたっぷり投入すると大変です。柔軟剤は洗濯過程において、すすぎの最後のほうに入れると、ふんわり感と香りの持続効果が出てくるみたいですよ。匂いのきつい人にならないように、ふわーっと香る程度に、ほどよい香りを保ちましょうね。