今年こそ本気で挑戦!! 英語をマスターしたいなら知っておきたいこと

2014.02.27

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「英語を思うように喋れたら……」「英語を使ってもっと仕事ができたら……」。そんなふうに思っている方はたくさんいるのではないでしょうか。そして今年こそ本気で英語力を鍛えたいという皆さんに、ぜひ知っておいてほしいことをまとめてみました。


“ネイティブ”だって完璧じゃない

オーストラリア在住の筆者ですが、英語を母国語とするいわゆる“ネイティブ”たちだって完璧に英語を操っているわけではありません。とくに書くことについては日本語と同じく、ケータイやPCに頼ることが多くなったため、単純な単語のスペルすら分からない、書けないという人も増えているのです。実際40過ぎのいい大人が、「イエロー(yellow:黄色)ってどうやって書くの」と人に聞いているような事態も……。これは例外的なことかもしれませんが、“ネイティブ”だからといって完璧な英語を使いこなしているわけではないことを覚えておきましょう。だから英語を外国語として学ぶ私たちならなおさら、小さな間違いや思い違いもあるわけです。大事なのは、そんな間違いや失敗をおそれたり、落ち込まず、いろんな試行錯誤をしてみることです。

テストのスコアだけでその人の実力は分からない

オーストラリアの大学では最近、留学生の英語力不足が深刻な問題になっています。一応、入学基準といわれるテストのスコアを満たして入学しても、実際の授業についていけず、卒業はおろか途中で落第する学生が続出だというのです。英語圏の大学や学校を目指して勉強してきた学生は、とりあえず入学基準さえクリアすればと、テスト対策に励みます。でもテストというものは受験勉強を経験した人ならお分かりのように、ある種の“テクニック”があり、とりあえず点数を上げることだけ目指すとその“テクニック”が中心となります。でもそれでは本当の実力をはかることはできません。英語を本当に使いこなすためには、どんなスキル、能力が必要なのか、きちんと見極めることが大事。目先のテストの“スコア”だけに振り回されないようにしましょう。

自分の好きなこと、得意なことから入っていけばいい

学校で英語を習っていたときは、なんかつまらないし苦痛なだけと感じていませんでしたか? それは教科書やテキストの題材にいまいち興味が持てなかったから。人間やっぱり“好きこそものの上手なれ”、自分が興味のあること、得意なことから取り組んでいくのが一番です。「海外ドラマを字幕なしで楽しみたい」、「外国人の彼ができた」、「英語の小説をナマで読みたい」、動機は人それぞれ。そしてその目的に最も合った勉強法も個人個人で異なるはずです。どんなふうに勉強するにしても、いつもその“動機”を忘れないこと、自分の夢や理想にたどり着くためなんだということを忘れないでくださいね。

2014.02.27

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。