去年と同じ1年にしたくないなら…新年から意識したい「疑問力」のメリット3つ

2014.01.07

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最近、自分の頭で物事を考えていますか? 年齢を重ねるほど、なんでも自分の経験則や考えに当てはめてしまうもの。世の中や社会のことは大体分かってしまい、新たな情報を取り入れたり、多方面から物事を見るのを止めてしまいます。
これはいわば思考停止状態で、早くも「頑固な老人」の仲間入り。「今時の若い者は~」なんて口癖が出るのもすぐです。考えずにただ情報を入れているだけでは、脳の老化も避けられません。
脳を働かせるためにお勧めなのが、「疑問力」を鍛えること。なんでも鵜呑みにせず疑うことで、不可能を可能にしたり、無限のアイディアを出したり、今の自分より一歩抜き出ることができるのです。


「疑問力」のメリット3つ

まずは物事を疑うことで起こるメリットをみてみましょう。

1、不可能を可能にする

例えば飛行機も、「空を飛べるはずがない」と思うだけなら、飛ぶことはなかったでしょう。「飛べるのでは?」と疑うことが始まりで、現代の飛行機まで成長したのです。
不可能を可能にするためには、「疑うことが始まり」。常識を疑うことが、新たな可能性を生むのです。

2、無限のアイディアが浮かぶ

疑うことは、新たなアイディアに繋がります。細部に渡り、視点を変え、時間や場所を変え、対象者を変え……と疑えば疑うほど、新しいアイディアが出てきます。その数は無限と言えるでしょう。

3、一歩抜き出ることができる

普通の仕事は、「顧客やクライアントの期待通りのサービスを行う」ことですよね。一歩進んだサービスとは、「顧客やクライアントの期待以上のサービスを行う」ことを言います。
何事も一歩抜き出るには、現状に落ち着かないこと。「もっと相手のためになるサービスはないか?」と疑問を持つことで、今以上のパフォーマンスを出せるようになります。

何事も「疑問力」がはじまり

メリットにみたように、実は何事も疑うことがはじまり。去年と同じような1年にしたくないなら、まずは疑うことです。
仕事でも、育児でも、恋愛でもいいでしょう。まずは自分の手元にある、当たり前にやっていたことから疑ってみましょう。視点をかえ、時間をかえ、方法を変えてみる。小さなことを細かく考えたり、大きくみてみる。
1つ疑うだけでも、大きな変化に繋がることもあります。新年から意識してみてくださいね。

2014.01.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/