ついつい衝動買いしちゃうにはワケがある?! ショッピングモールやアウトレットモールの“買わせるトリック”
年末年始のセールにショッピングが大好きな女子はわくわくしてしまいますよね。でもショッピングに出かけるとついつい予定外のものまで欲しくなって、気がついたら“お財布空っぽ”。それもそのはず、ショッピングモールやアウトレットモールにはお財布のヒモを緩ませる、巧みなトリックがあるのです。今回は衝動買いからお財布を守るべく、“買わせるトリック”をご紹介します。
フロアプラン
目当てのお店を探してぐるぐる、トイレを探してぐるぐる、大きなショッピングモールやアウトレットモールでは“人を迷わせる”フロアプランになっています。ふらふら見ながら歩いているうちに、必要のないものまで欲しくなってくるのが人の性。大きなモールでは始めにフロアマップをもらって効率的に買い物をするのがおすすめです。
“遠さ”
何かに労力をかければかけるほど「元をとらないともったいない!」という気持ちになる心理のことを“サンクコスト効果”と呼びます。郊外に多く立てられたモールは、たどり着くまでに渋滞に巻き込まれ、駐車場も一杯で、買い物をする前に一苦労……なんてよくあること。「せっかくここまで来たんだから、何か買わなきゃ損」という気持ちになりやすいのです。“サンクコスト効果”に惑わされないよう“何も買わない”選択肢も頭に入れておきましょう。
外の世界と遮断される
ショッピングモールには、フードコートやエントランスを除いてフロアにはほとんど窓がありません。アウトレットモールは独特のデザインで、まるでヨーロッパのおしゃれなブティック街を歩いているような錯覚を起こさせます。外の世界から遮断されることで催眠術のように「買い物をするモード」にどっぷりと浸かってしまうのです。
数量限定! タイムセール!
ショップで店員さんから「これ、ラスト1個なんですよ~」と声をかけられたことはありませんか? 「すごい人気だから、次いつ入荷するかわかりません」なんて言われてしまうと「今すぐ買わなきゃ!」と焦ってしまいますよね。タイムセールや数量限定は、タイムリミットを決めることで人を焦らせ、冷静に考える時間を奪ってしまいます。レジに行く前に「これ、定価でも買う?」と自分自身に聞いてみましょう。
980円
“1980円”なんて書かれると“2000円”と書かれるよりもずっとお買い得にかんじてしまいますよね。筆者はよくこのトリックにかかって「おっ! 安い安い!」とカゴ一杯に詰め込んで、レジでびっくりすることがあります……。お買い得なショップに入ったら、頭の中で“980円は1000円”“1980円は2000円”なんて繰り上げて考えるといいかも。
トリックに惑わされず、お家に帰ったときに「いい買い物したな~」と笑顔になれるようなショッピングができるといいですね。