20年前から3年以内の新卒離職率は変わらない!「3年で辞める若者」でも良いケース4つ

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宮野茉莉子

Written by:

2013.12.06.Fri

「3年で辞める若者」といえば、良くないイメージ。「最近の若者は根性がない……」なんて言われがちですが、実は厚生労働省の「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」によれば、20年前から今まで3年で辞める若者の割合は約30%と、大きく変化はしていません。単に根性うんぬんの話でなく、「辞める理由」がそこにはあるのです。
特に女性は平均通り30歳で結婚・出産するとなると、大学新卒の場合「8年」で産後も仕事ができるスキルや結果を持っておかないといけません。そう、意外と猶予はないのです。今回は女性こそ真面目に考えたい、「3年で辞める若者」でも良いケース4つをご紹介します。

「自分以外の人のため」に仕事を選んだ場合

女性の場合、自分ではなく誰かのため……、特に「親のため」に職業を選ぶ人が少なくありません。苦労をかけた親が喜ぶ職業に就こう、親を援助できる職業にしよう、という考えですね。
しかし実際は、それだけで乗り切れるほど楽な仕事なんてありません。地味なこと、辛いこと、失敗を重ねるうちにストレスが溜まり、「親のせい」にしてしまうことも。そう、仕事は「自分のため」に選ばないと、辛いことも乗り越えられませんし、能力も存分に伸びないのです。
「本当はこの職に就きたかった」と自分の希望が明確な場合は、3年以内で転職してもよいでしょう。

自分の能力とは正反対の業種・職種の場合

就職時の自己分析が完璧だとは、おそらく誰も言えないでしょう。中には全く正反対の業種・職種に入ってしまうことも。こうなると、いくら年月をかけても変われません。短所や苦手分野はいくら努力しても、できて10のうち3か4。普通レベルに達するのさえ困難です。
そもそも仕事選びの基本は「好きで適正のある」ものです。自分の能力・適正をよく見てみましょう。同僚と自分を比べたり、上司に聞いて客観的な意見もとりいれることも大切。うまく「好き・適正」がマッチしたら、そちらで経験を積んでみて。3年以内の転職でも、後から見ればその方が成長度も上がります。

未経験職種へ転職の場合

似通った職種の場合は、3~5年経ってから転職した方が有利です(上記2つの場合も同じです)。ただし、全くの未経験の場合はそうとも言えません。
未経験職種の場合、採用してもらえるのは多くが20代までです(未経験ほど年齢を問われます)。さらに産後も働く場合、30歳までに「産後も必要とされるスキル」、「再就職で武器となるスキルや資格、結果」などを付けておきたいもの。新たな職業で上記のようなスキルをつけるには、最低3~5年はほしいですよね。
となると、ダラダラ悩んでいるヒマは女性ほどありません。全くの未経験ならやることも必要なスキルも全く違いますから、早めに業界に入り、そちらの経験年数を増やしたほうが得策でしょう。

明確なビジョンがある場合

雇用は経済状態に左右されやすく、職種も時代と共に変遷するもの。最近は限定性社員なんて職種もあれば、PC1つで起業もできる時代。「最近の若者は……」なんて言われますが、雇用状況は年々変わって当たり前です。
フットワークの軽い若いうちに、独立起業やフリーランスをはじめた方がいい場合もあります(もちろん週末に副業や起業など下準備からはじめたり、その道のプロに相談することも必要ですが)。
いずれも共通するのは、「仕事に直結する問題」の場合です。人間関係など外部的な要因では、どこへ行っても変わりません。また明確な目標がないと、転職を繰り返すことにもなりかねないので注意しましょう。

▽ 参考
「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」 – 厚生労働省

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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