生理前のイヤ~な不調。PMSを知って緩和させよう!

2013.11.18

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毎月訪れる生理ですが、ただ訪れるだけでなく、その一週間前から女性の身体にはさまざまな不調が。女性である以上、毎月受けとめざるを得ません。しかし、ただ受け止めて不調を感じたり薬に頼っているだけではダメ! 不調を知ってしっかりと対策することが大切です。


生理前に現れがちな症状とは?

生理が始まる3~7日前に起こる身体の不調のことをPMS(月経前症候群)と呼びます。そんなPMSで起こりがちな身体の主な不調とはこちら。

「体の不調」

頭痛・微熱・胸のハリ・むくみ・肌荒れ・下腹部痛、ハリ・腰痛

「心の不調」

イライラする・集中力の低下・食慾が増す・引きこもりがちになる・うつ、落ち込みやすい・無気力・眠くなる

これらは生理前の女性ホルモンの影響以外にも、幸せを感じ取るセロトニンというホルモンの低下などの原因があげられます。まず、自分の症状に気が付くことが大切。それをPMSだと分かればその不調に振り回されることなく回避することができるからです。

押さえておきたい不調を悪化させる原因!

「ビタミン不足」

ビタミンが不足するとセロトニンが低下してイライラしたり、情緒不安定になりがち。ビタミンを摂ることはこれらの予防だけでなく生理前の肌荒れ防止にもつながります。

「過度なストレス」

ストレスは女性ホルモンを乱す原因! それをいつもより強く感じた月は生理前の不調が大きくなるということが分かっています。生理前はストレスを感じないような生活やなるべく余裕をもって過ごしましょう。

「夜更かし」

セロトニンは朝日を浴びることで活性化されるため、夜型の生活はセロトニンの減少を招きます。それだけでなく夜更かしはホルモンの乱れや肌荒れなどの不調の原因にも。生理前に関わらず睡眠は大切ですが、PMSを感じている方は特に生理前はゴールデンタイム(22時~02時)を意識して十分な睡眠をとるようにしましょう。

生理前の落ち込み・うつにはハーブティを

仕事や人間関係で疲れている人ほど、PMSが強くでるもの。心身を温めてリラックスさせてくれるハーブティを食後に加えてみましょう。心を元気付けてくれ、さらには神経の疲労を癒してくれる効果のあるセントジョーンズワート、リンデン、ネトルがおすすめ。ほかにもリラックス効果の高いジャスミンやローズヒップなども人気です。ゆったりした気持ちで飲むことでさらに効果アップ。ハーブティは必ずホットで飲んでほしいもの。体も温まり、子宮の血行も促進されPMS予防にも◎。

不調にはイソフラボンで緩和!

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすると言われており、生理前の不調にも役立つと言われています。主な食材は豆乳、納豆、きな粉など。イソフラボンは、生理前のエストロゲンが減ってくる黄体期にはとくに積極的に摂りたいものです。生理前の肌荒れ・吹き出物予防にも効果◎。逆に、生理前は皮脂の分泌が盛んになるため、ナッツ類、刺激物、甘いものは控えたい食材です。

生理前のさまざまな不調が起こったら自分でそれをPMSだと自覚し、症状を回避する・軽くするセルフケアを取り入れることが大切です。生理前の自分とうまく向き合うことができればPMS知らずな身体へ近づけますよ!

2013.11.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by 美泉菜月

【夫婦アドバイザー/美脚家】フランスパリに美容を学びに留学後、美容業界で活躍。その後、夫婦アドバイザーとして恋愛/婚活/夫婦問題のカウンセリング・講座を行っております。大和撫子のような妻を目指して14年、大好きなことは先にも後にも美容です。 Amebaオフィシャルブログ:http://ameblo.jp/kurumi401/