始めてみませんか? TVレスですっきり生活を実現

2013.10.11

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最近、20代~30代の人たちのテレビ離れが進んでいると言われていますが、テレビそのものをお部屋から撤去する人もいるそうで、じつは筆者もそのひとりです。
きっかけは子どもが生まれたからでしたが、それ以前から「なくても困らないのではないか」と思っており、ずっと実行に移したいと考えていました。テレビなしの生活となって1年半近く経ちますが、つくづく良い判断だったなと感じます。今回はそんな体験について、まとめてみました。


なぜテレビを撤去しようと考えたか?

インテリアとしてテレビがないほうが部屋がきれいに見える

海外のインテリア雑誌などを見ていても、素敵だなと思う部屋にはテレビが置いていないということに気づきました。また、リビングルームでもいかにもテレビが部屋の主役のようにドカーンと大きく置かれているよりも、テレビがないほうが家族団らんのための部屋として適しているように思えたのです。

小さな子どもがいるので安全性を考えて

子どもが小さいうちは家の中でもなにが危険になるかわからないので、安全対策はきちんとしたいと考えていました。TVラックに置かれたテレビは子どもが倒してしまいやすいし、あれこれ心配するくらいなら、むしろ撤去したほうが心配の種が減ると判断しました。

テレビがなくても、とくに不自由しないことに気づいた

“テレビがなくて不便を感じることはあるだろうか?”とテレビを撤去する前に、家族とも話しましたが、結論は“とくに困らないだろう”ということに。ニュース情報や気になる番組はネットでも見れることもあるので、とくに不満を感じることもなかったし、そもそも“最後にテレビつけてたのはいつだっけ?”という具合でした。

そこで始めてみたテレビのない生活、そのメリットはいろいろありました!

お部屋がぐっとすっきりと片付いて見えて、スペース活用にも

それほど大きなテレビではなかったのですが、片付けてしまうとたしかにリビングが一回り広く感じられます。埃を気にすることもなくなり、お掃除の手間がひとつ減ったのも思わぬメリットに。

テレビをつけながらダラダラという時間がなくなって、夜も早く寝る習慣がついた

とくに見たいと思っていなくても、テレビをつけてしまうとダラダラと見続けてしまうのがヒトの習性ではないでしょうか。テレビ自体がなくなってしまえばそんなこともないので、時間もぐっと有効に使えるようになりました。お弁当の仕込みをしたり、静かに本を読んだり、夜も早く寝るようになったりして、家で過ごす時間の充実度が増しました。自然に睡眠時間も十分とれるようになり、美容面でもこれはメリットのひとつだと確信してます。

テレビに気を取られず、子どもと遊んだり家族と過ごす時間の質が高まった気がする

家での過ごし方、テレビという選択肢を消去すると、やはり人と人とのダイレクトなやりとりが多くなってきます。子どもと遊ぶのにも、親が歌を歌ってあげたり、本を読んだり、ずっと密なやりとりが増えます。またテレビという“ノイズ”がないので、家族ともじっくり会話を楽しむことも多くなり、質の高い時間が過ごせるようになります。

“情報を受け取る”ことに敏感になった

たしかにテレビは優れた情報媒体だと思います。でも私たちは、テレビの前に座って、ただ画面を見ているだけだと、どうしても情報を受け身の姿勢で受けとっているような気になります。テレビを見ることで非常に多くの情報にふれますが、今の自分の生活に必要な情報は果たしてどれだけでしょうか? テレビを部屋から撤去することで、“過剰な情報にさらされない自由”もあるのだということに気づきます。自分の中で処理しきれないほどの情報に囲まれるより、自分の感性や静かな時間を大事にすることも必要なのだと思わされます。

以上、筆者が感じているテレビのない生活のメリットです。もちろん、“テレビは生活に欠かせない。テレビのない生活なんてありえない!!”と思う方もいらっしゃるでしょう。それでも、週末など1日でもテレビをずっとオフにして、いつもより静かなテレビのない生活を体験してみてはいかがでしょう?
人それぞれのライフスタイルによって、テレビとの付き合い方も変わってくると思います。今一度、自分の生活を見つめなおすうえでもいい機会になりますよ!

2013.10.11

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。