婦人科検診ってどんな感じ?素朴なギモン 5選

2013.09.18

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ある程度の年になると「婦人科検診を受けた方がいいのかな」と思うこともありますよね。でも、痛そう、怖い、恥ずかしい…。こんな感情が邪魔して、先延ばしにしている女子も多いのでは? とはいえ年齢が上がるにつれて、女性特有のがんや子宮のトラブルのリスクは上がります。勇気を出して婦人科に行く、そんなときに気になるギモンをまとめました。


いつ行けばいいの?

婦人科は、特に何も自覚症状がなくても、一年に一回は受診しておきたいところ。病院に行くのは生理中でなければ大丈夫! 子宮がん検査は子宮の入り口の細胞を採って検査しますが、生理中は赤血球のため正しい診断ができないそう。また、生理痛が辛い人も、生理期間中に受診したからと言ってわかることは特別ありません。体調の良いときに行きましょう。その上で、気になる人は女医さんのいる日を問い合わせて行くなどすれば、ムダに緊張することは少なくなるはず。

婦人科に行く時必要なもの

婦人科だからといってあまり特別に考える必要はありません。保険証、お金。金額は、何をするかによりますが、子宮がん(頚がん、体がん)検診、血液検査(貧血、腫瘍マーカー)、子宮筋腫のエコー検査などをやって1万円前後というところが多いよう。このほか、薬を出してもらう場合は別途薬代などかかかります。カードが使える病院もあるので、心配なら行く前に問い合わせておくのも良いでしょう。
そのほか、内診のあと出血することもあるのでナプキンもあると良いかもしれません。基礎体温表や、直近2回の生理日データも、できればもっていくと良いでしょう。

診察時の服装

内診があるときには下着を取らなくてはいけません。パンツスタイルでは下半身全部脱いでタオルを借りることになります。下着だけ取ればそのまま診察できるように、スカートで行くのがオススメです。万が一ではありますが、出血したり洗浄液がつくこともあるので、色の薄いものは避けた方がいいでしょう。

やっぱり内診が怖い!

婦人科に行くのをためらう人が多い理由に、「内診が嫌・怖い」という声をよく聞きます。内診がイヤで、不調があってもぎりぎりまで放置してしまう人もいるのだとか。内診の際、下半身に大きなタオルをかけてくれるなど配慮してくれる病院も多いですし、性的に経験がない人にはむやみに内診をしない(そのかわり問診は細かくなりますが)ことも多いようです。また、子宮筋腫の有無などはエコー検査だけで済む場合もあります。 

乳がん検査は?

乳がん検査も、年に1度程度は受けておきましょう。マンモグラフィと超音波検査がありますが、どちらにもそれぞれ発見しにくいがんがあります。そのため、マンモグラフィと超音波検査を交互に受けることを勧めてくれるお医者様もいます。胸が小さくても検査に支障はありません。

自分では自覚症状がないのに、思わぬ症状が見つかることもあります。また、婦人科に行くのが怖くて、体の不調のことで一人で思い悩んだりするよりは、勇気を出して行ってみた方が絶対に安心です。
いつまでもハッピーに生きられるよう、自分の体のメンテナンスとして婦人科検診を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

2013.09.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by 中野亜希

東京在住のフリーライター。 音楽・読書・写真・わんこ・お酒が好き。 ツイッター:@752019