ちょっと待って！日常に潜む危険な“ま、いっか”

「なんかヤバそうだけど…めんどくさいからま、いっか」とショートカットしてしまうことありませんか？今日はそんな“ま、いっか”に潜む危険をご紹介します。

消費期限切れの食品を食べる

冷蔵庫の奥の方にしまっておいたから、ついうっかり…なんてことよくありますよね。直感を信じて、臭いや色で判断する！ と言う方も多いのでは？ 期限の表示には「賞味期限」と「消費期限」の2種類があります。
「賞味期限」は“品質の保持が十分に可能であると認められる期限”を、「消費期限」は“品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限”を示しています（食品衛生法）。つまり「消費期限」と表記されているものは、その期間内に食べないと腐敗や変敗によって安全性が損なわれている可能性があるということ。臭わなくても危険な細菌は繁殖しています。期限を越していたらもったいなくても廃棄しましょう。

野菜や果物を洗わずに食べる

野菜や果物の表面にはバクテリア、鳥の糞便など汚れを含んだ土がついています。スーパーに並んでいるものはきれいに見えますが、食べる前には必ずしっかり水洗いしましょう。
また農薬やワックスにも気をつけたいもの。皮のまま食べるものは特に念入りに。カット野菜や袋入りのベビーリーフ、ラップがしてある野菜も使用する前には必ず洗いましょう。

ピアスを試着する

ピアスの穴に赤みや傷がなく、完全に穴が出来上がっていればOK。ピアスを開けたばかりの場合、最低6週間はどんなピアスも消毒後につけることをおすすめします。また、穴がふさがっておらず傷ついた状態で試着すると、前に試着した人の血や肌の細胞から感染症になることも考えられます。

使用期限を超えてコンタクトレンズを使用する

「まだきれいだしもう少しなら使えそうな気がする…」次のコンタクトをおろすのももったいないし、つい期限を越して使い続けていませんか？ コンタクトレンズの使用期限とは、レンズの滅菌状態が保たれる期間。つまりその期限を越して使用してしまうとレンズの衛生面に問題が出てくる可能性があります。使用期限を超して使用したレンズは汚れで酸素を通さなくなり、角膜を酸欠状態してしまうことも。耐久性も落ち、目の中で破損する恐れもあるので使用期限は必ず守りましょう。

参考記事:Which Health Shortcuts Are OK?