スマホ疲れを上手に予防。ちょっとだけ「デジタルデトックス」のすすめ

デジタルデトックス、という言葉を聞いたことがありますか?IT依存症を防ぐために、スマホやパソコンなどデジタル機器から一定期間離れよう、という取り組みです。

とはいえ、私たちの1日は、かなりの部分、便利なデジタルツールに助けられて成り立っています。携帯やスマホのアラームで起きて、その日の予定をチェック。移動中はネットのニュースをチェックして、SNSのメッセージやイベントにコメント。会社についたらパソコンの前に座り、いろいろな機器に囲まれて仕事をして、スマホをさわりつつ帰路につく。活用する時間の多少はあれ、デジタル機器は暮らしの中で、ほぼ必ず使うものの1つになっている気がします。
でも、そんな便利で接触時間の長いものだからこそ、付き合い方を自分でコントロールすることが大切。無理やり使うのを我慢すると、逆にストレスを感じるかもしれないので、自然と距離をとれる時間を作るのがおすすめです。


電源をOFFにする予定を入れる。

映画、コンサート、海外旅行など、必ず電源をOFFにしなくてはいけない予定を入れます。OFFの間は、目の前の出来事に集中し思いっきり楽しみましょう。終了後はすぐにONにしたいという場合は、入れるだけで電波を遮断してくれるポーチなど便利グッズを使うのも良いですね。

休みの日だけリズムを変える。

週末や夏休みなど、仕事を忘れて少しのんびりできる時は、いつもより少しアナログに過ごしてみるのも新鮮かもしれません。目覚ましをかけない、ウェブニュースを読まない、SNSも1日分をまとめて夜チェックするだけにするなど、急ぎの電話以外は自分からスマホと距離をとると気分転換になりそうです。

睡眠時間をしっかり確保する。

眠ってしまえば自動的にデジタルデトックスができます。心身ともにリラックスするためにも、SNSやゲームの時間を少し減らして睡眠にあてることを意識してみましょう。

デジタルデトックスがストレスになっては元も子もないですが、時には画面から顔をあげて、目の前の景色や、誰かと過ごす時間を楽しむのも大切なことです。疲れを感じる前にこまめにリセットして、デジタルツールと上手に付き合えたら良いですね。

2013.07.21

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記事を書いたのはこの人

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Written by 吉戸 三貴(よしど みき)

コミュニケーションスタイリスト。パリ留学、美ら海水族館広報、PRプランナーなどを経て、表参道で起業。ブランドPRや女性の悩み相談など、様々なコミュニケーションの課題解決をサポートしている。得意分野は、コミュニケーション(恋愛・仕事)、働く女性、ライフスタイル、仕事術など。 著書 『心に残る人になる たった1つの工夫「ありがとう」の手書き習慣』