悲しみやイライラを吹きとばす! 映画でココロをデトックスしてみない?

悲しいときやイライラするとき、皆さんはどうやってストレス解消していますか? 友人との電話、カラオケ、おしゃべり、食べ放題、飲み放題など、いろんな解消法はありますが、私の一番のおすすめは映画を観に行くことです。


上映前の予告、シネアドもチェック!

仕事でのストレスよりも、恋愛にまつわるストレスが多かった私は、泣きたいのに泣けないことがよくありました。これってとてもムズムズして、気持ち悪い状態なんですよね……。では、涙を流してスッキリするためにどうするか? ここで登場するのが映画です。
以前、電車で10分ほどのところにシネコン(ひとつの施設内に複数のスクリーンがある映画館)があったので、ふらりと電車へ乗って出かけていました。事前に調べておいた泣ける映画をチョイスして、ドリンクだけ買って劇場内へ。
たまに私と同じように、ひとりで来ている女子を発見しては、デトックスしに来たのかなと想像することも。

本編上映の前に、おいしいところをチラッと見せてくれる予告編も好きなので、必ず時間通りに入るようにしています。気になる作品があると、帰宅してから調べます。次に映画館に足を運ぶ際の参考になるはず。また、シネアド(本編上映前のCM)も、しっかりチェックします。
映画後に食事することが多いので、上映前はお腹がぺこぺこな状態……。特に食べ物のCMだと釘付けになってしまいます。とはいえ、新作商品をチェックしたり、話題の商品を知ったりと、上映前も貴重な時間のひとつ。名探偵コナンが出てくるCMで新作スイーツを発見して好奇心が刺激されたりも。

笑って、泣いて、心身がスッキリ!

本編が始まると、その世界観に没頭します。のめり込むことで、感受性が豊かになるような気がします。作品の中に無意識のうちに入り込むことで、自然と涙が出てきたり、思いっきり笑えたり、五感にじわじわと効いてくるのです。
恋愛が上手くいかなくて悩んでいたとき、女友達が誘ってくれたので『GIRL』を観に行きました。そこでも笑ったり泣いたりと、約2時間でココロのデトックスは完璧に。レイトショーだったので、映画後は友達とお別れしました。

家路に向かっていると、たくさん笑って泣いて疲れたこともあって、小腹が空いたことに気付きました。シネアドで見かけたセブン-イレブンを記憶していて、さらに駅前にセブンがあったので立ち寄って、イタリア栗のクリーミーモンブランをゲット。映画を思い出しながら、家で甘いスイーツを楽しんだのも懐かしい記憶。

映画から始まるデトックス、癒しの体験は、ささやかながら大事な時間。皆さんもココロに不純物が詰まって滞っているなと感じたら、映画に出かけてみてはいかがですか。

2013.05.15

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記事を書いたのはこの人

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子