ストレスを感じたら早めの対策がカギ!食事でストレスを回避する!
桜の舞う季節、4月は入学式、入社式、新学期など考えるだけでわくわくする出来事がいっぱい。その反面、慣れない環境が続き、気が付かないうちにストレスをどんどん溜めこんでしまう時期でもあります。忙しすぎてストレスに気が付いたときは心身共々ボロボロだったりという話も少なくはありません。また、ストレスは健康だけでなく美容の天敵!
ストレスを感じたらその日に解消することで心身の負担は大いに軽減できます。今回はストレスに強い心身を作る食事をご紹介します。
心身にさまざまな影響を及ぼすストレス。
私たち人間はストレスを感じると、心や体にさまざまな悪影響を及ぼし、日常生活にまで乱れが生じます。例えば、感情の乱れや判断力の低下などが現れ、喫煙量の倍増や飲酒、食欲不振や過食、遅刻や欠席、落ち着きがない、ミスを繰り返してしまうなどといった行動面に変化が現れます。
ストレスは、万病のもと!
ストレスを受けると、それを防御しようと自律神経や内分泌系、免疫系によってコントロールされながら体の内部環境を一定に保とうとする力が働きます。しかし過剰なストレスが続くとストレスに対する免疫力が弱まってしまうため、感染症などで風邪を引きやすくなったり、体調を壊しやすくなるなど、さまざまな障害をもたらします。
ストレスに強くなる栄養素を補給!
精神の興奮状態を和らげ、ストレスに強くなる栄養素をしっかりと補いましょう。そこでおすすめ食材はこちら。
ビタミンB1(たまねぎ・グリンピース・大豆・青のり等)
神経疲労をとってイライラをおさめる効果があるため、<精神のビタミン>と呼ばれています。水にさらすと有効成分が流れてしまうことがあるため注意が必要です。
ビタミンC(キウイ・ゆず・レモン・イチゴ・ブロッコリー等)
果物を中心に豊富とされているビタミンC。ストレスを多く抱えている人ほど、ビタミンCの消費量が増えます。特に喫煙をしている人はたった1本でもビタミンCが大量に消費されます。摂りすぎても尿として排泄されるだけなので、積極的にたくさん摂ることをおすすめします。ちなみに美容にもとても良いのでストレスで肌荒れしてしまうかたにはとっておき食材。
カルシウム(牛乳・チーズ・ヨーグルト・乳製品等)
イライラしている人はカルシウムが足りていない!と言われる程、ストレスに重要な役割をするカルシウム。主に乳製品に豊富に含まれており、興奮や緊張を抑え、気持ちを落ち着かせる働きがあります。おすすめは1日最低コップ1杯の牛乳です。
パントテン酸(納豆・レバー・牛乳・シシャモ・たらこ等)
ストレス対抗ホルモンの働きを助けます。不足すると、イライラや不眠、倦怠感など健康面だけでなく、髪のダメージや肌荒れなどの美容面にも悪影響を引き起こすと言われています。
ストレスを解消する食べ方とは?
ストレス解消の食事の4つのポイント「・おいしい・楽しい・リラックス・団らん」
おいしいものを楽しくリラックスして食べるのがストレス解消には何よりも大切!家族団らんで会話を楽しむのも良いです。最近リラックスできるとママ友や主婦のランチ会が増えているのもこの4つのポイントを押さえているいい例ですね。
ストレスを溜める食生活 「・偏食・欠食・暴飲暴食・ながら食い」
ストレスの多い生活では、食生活も不規則になりがち。それではさらにストレスに拍車をかけてしまいます。忙しくても1日3食落ち着いて食べることがストレス対策のカギです。会社のランチも誰かと食事をして会話をするだけでも効果的です。
ストレスを解消する食べ方とは、楽しい食環境で心の栄養補給が大切です。ストレスを感じたら趣味をするなど自身のストレス解消法に加えて、今回ご紹介した誰かと食事をする、牛乳を飲むなどストレス回避を実行してみてください。ストレスから身を守るためには、ストレスを跳ね返す心身を作ることが重要。そのためにも規則正しい食生活とカルシウム補充がカギとなるでしょう。