起きても疲労感たっぷり?熟睡するためには寝る直前ののんびりタイムが肝心!
目覚ましが鳴り、目が覚める。一日の始まりの朝だというのに、だるい…疲れが取れていない…こんな経験はありませんか?
グッスリと眠ったはずなのに、翌朝になっても疲労感たっぷりな毎日では若々しくいられる訳がありません。若々しく健康でいるためには、疲れを十分に取れる睡眠をすることが大切です。
寝る前に何かをしていませんか?
実は疲れが残る睡眠をしている人は、寝る直前に何かをしている人が多いということが分かっています。とは言っても、運動や勉強などをしている訳ではないので本人は『何かをしている』という自覚がない人が多いでしょう。
この無自覚こそが問題点!疲れを翌朝まで残してしまう原因は、本人すら気づいていないケースが多いのです。
たとえば、寝る直前までテレビを見ていませんか?スマートフォンなどでアプリやゲームをしていませんか?このような何気ない一場面も、立派な『何かをしている』ことになります。
すると脳の中はどうでしょう。外部からの情報により、脳が興奮しすぎて処理が追い付かず、休めない状態となってしまうのです。あなたは寝る直前に何かをしていませんか?
のんびりタイムで熟睡できる!?
私たちの体は、夜になると、『リラックス』や『緩和』をつかさどる副交感神経が優位になるため、のんびりとした気持ちになります。そして、のんびりした気持ちのまま就寝することで、気持ち良く脳の疲れもとれてスッキリと朝を迎えることができるのです。
しかし、ニュースやアクション、お笑い、バラエティー、ゲームなどテレビやスマートフォンには脳を興奮させる仕掛けがたくさんあります。これらを寝る直前にしていては脳は情報をキャッチし、脳内で情報整理が始まるため休めない状態となってしまうのです。特にアクションやお笑いといった衝撃を受けたり笑ったりすることで、脳にその残像が残ってなかなか眠りに付けなくなってしまいます。なので、のんびりタイムがないまま、いきなり横になってもリラックスできません。つまり交感神経と副交感神経がなかなか切り替わらないまま、脳が興奮した状態が続くため、疲労を十分に取り除くことが難しくなってしまうのです。
脳を休めるためには脳を休ませる『のんびりタイム』が必要。眠りにつく30分くらい前には脳を休め、睡眠への準備をする時間が大切なのです。
グッスリ眠れるコツを掴む!
一日の終わりには体が疲れるように、脳も同様疲れています。グッスリと疲れの取れる睡眠をするには、眠りにつく30分くらい前には脳を休ませる『のんびりタイム』が必要ということがお分かりいただけたかと思います。それはテレビを見ない、スマートフォンをいじらない、ゲームをしないというごく簡単な方法。これだけで脳はリラックスできます。
一日の疲れがちゃんと取れた朝を迎えることはとても気持ちが良いこと。若くて健康な脳と体の持ち主は疲れを取る睡眠にあるのです。のんびりタイムを取り入れて脳を熟睡させてあげましょう。