いつも、みんな・・・普段使いでも知らないうちに自分を追い詰める言葉 7選
「いつも」とか「みんな」など、皆さん普段の会話でよく使用していますよね。実はこの「いつも」や「みんな」が、知らないうちにあなたを追い詰めていることも多々あるんです。よく使うけれどそのまま受け取ってはいけない、一度深く考えるべき言葉をご紹介します。
1、「いつも」
「あの人はいつも不機嫌そうだ」「自分はいつもここで失敗する」など、「いつも」が付くと、その他の状況はほとんどありえないと思いがち。他の可能性を見ようとしたり、期待しなくなり、全てをシャットダウンしてしまいます。
しかし本当に「いつも」なんでしょうか?そもそも何事も毎回同じことが起こる、とは限りません。あなたの「先入観や偏見」「決め付け」になっている可能性が高いのです。
本当にいつもなのか、よく考えてみて。他の可能性を探すよう心がけ、はじめから諦めることはやめましょう。
2、「みんな」
「みんな結婚している」など、「みんな」きちんとしていると思うと落ち込むことも。しかし果たして本当にみんなでしょうか?例外もいるのでは?実は「みんな同じ」なんてことはほとんどありえないのです。
また、みんなの幸せがあなたの幸せとも限りません。みんなと同じ事をしたけれど、自分は楽しくなかったなんてよくあること。みんなと自分を切り離し、自分の気持ちと向き合うことも大切です。
3、「当たり前」
「アラサーになれば彼氏がいるのが当たり前だよね」なんて、「当たり前」という言葉にズキッとくることもあるのでは?当たり前でない自分が、落ちこぼれな気がしますよね。
「当たり前」という言葉は、発する人自身の当たり前か、そのコミュニティ内だけの当たり前なことが多いもの。そこを見極める必要があります。全員に当てはまる当たり前なんてありませんから、安心しましょう。
4、「すべき、しなくちゃいけない」
「上司の言うことは何でも聞くべき」「この人のことを好きにならなければいけない」など、「すべき、しなくちゃいけない」に追い詰められる人も多いでしょう。
まず確かめたいのは、本当にそうすべきなのか?そうしないとどんな問題が起こるのか?ということ。実際はその選択をしない人も大勢います。実は可愛い自分を守るためだけに、すべきだと思い込んでいませんか?
また注意したいのが、この言葉が出てくる場合、本心では「したくない、できない」と思っているということ。本当はしたくないことを、義務として自分に課している時に出るのがこの言葉です。決め付けずに、「自分が本当に大切にしたいことは何か」を考え直しましょう。
5、「絶対」
絶対なんてことも、この世にはありえません。状況やタイミングが違えばできることもあるし、自分の意志や勇気、知恵や工夫次第で絶対が崩れることは多いものです。
6、「~らしい」
「自分らしい」はプラスにも働きますが、マイナスにも働きます。自分らしさにこだわるあまり、柔軟性に欠けたり、自分にとって無理になっていることも。
人間は経験によって常に変化するもの、ということを覚えておきましょう。
7、「できない、無理」
「自分からアピールできない」「今の生活水準と自由を失ってまでして子供を産むなんて無理」など、「できない」と言い続けていたら、できる方法を考えませんので、いつまで経っても無理でしょう。実際は出来ないのではなく、自分の限界を自分で決めているだけ。
試しに「できる」に変えてみてください。物事は工夫と知恵次第で大抵何とかなるものですよ。
いかがでしょうか?これらの言葉を使えば正直楽ですが、いつまでも自分は変われませんし、納得のいく人生は遅れません。甘んずることのないようにいきましょう。