職場でつらい評価をされたとき、落ち込まずポジティブに立ち直るためのヒント
できれば毎日明るい気持ちで会社に向かいたいものですが、ときには憂鬱になってしまう日もあります。とくに、仕事の面でつらい評価をされたり、ネガティブなフィードバックを受けたりすると、落ち込んでなかなか立ち直れない人もけっこう多いのではないでしょうか。
たしかに精神的につらいものですが、それをちゃんと受け止め、そこから何か学んでゆくことが大事だと思います。今回はそんなときこそ、ポジティブに立ち直るためのヒントを集めてみました。
マイナス評価からこそ、次に向けて改善のヒントが隠されている。
まず最初に覚えておきたいのは、誰だって好きでネガティブな評価をあなたにしているのではない、ということ。時として、仕事の質を改善するためにも避けられないものだったりします。マイナス評価を受けた部分こそ、適切に変えてゆけばそれは仕事にとって大きなプラスになるはず。その変化はきっと自分ひとりでは成し遂げられないものだったことでしょう。自分自身についてもよく振り返ってみるきっかけにもなります。
けっして個人的、感情的に受け止めない。
ネガティブな評価をされて思わず気分が高ぶったり、人間性が否定されたように感じてしまうことがありますが、このように感情的に受け止めるのは一番やってはいけないミス。あくまで一歩おいた冷静な態度で対応しましょう。「そのとおりですね、すぐに直します」、あるいは「すみませんが、もうすこし具体的に直すべき所を教えて頂けますか?」と指摘されたことにフォーカスし、すぐに対応する姿勢をみせることが肝心です。あくまで建設的に、ポジティブに対応することを心に留めておいてください。
ひとりで悩まないで、上司に相談して連携をとる。
仕事上でマイナス評価を受けたことで、精神的ダメージを受けてしまい、心を閉ざしてしまうのもよくありません。状況を上司によく伝え、相談し、今後の改善策をどのようにすすめてゆくか、上司の意見やアドバイスもよく取り入れて考えてみましょう。自分ひとりが悪いのではなく、部署全体になにか問題があるのかもしれませんし、たまたまタイミングが悪かっただけかもしれません。あるいは上司のマネージメント(管理)能力に何か問題があることも考えられます。上司という第三者にも関わってもらうことで、マイナス評価を自分ひとりで背負い込むプレッシャーも軽くなるはず。
もちろん直属の上司では話しづらい場合は、おなじ部署の先輩、人事部の人などに相談してみるのもアリです。とにかく、自分ひとりで悩みすぎにように気をつけましょう。
仕事のうえでミスをしたり、周囲からマイナス評価をされてしまうことは、あなたに限ったことではありません。これらはうまく乗り越えることで、仕事のスキルもアップするし、仕事に自信をもつチャンスにもなると思って、むしろ積極的に活用してしまいましょう。
また、自分の母親や信頼できる友達に甘えて、愚痴を言ってストレスを発散させるのもひとつの手。だまって愚痴をきいてくれる人がいる幸せを実感できるのも、なかなかいいものではないでしょうか。