意外とストレスがたまる??同窓会を楽しくエンジョイするために気をつけたいこと
久々の同窓会、懐かしい人たちと会えるいい機会ですが、ワクワクすることばかりでもないのが悩ましいところ。仕事や恋愛、結婚、出産などいろいろ気になるトピックもあって、必要以上に他人と自分を比べてしまい、落ち込むきっかけとなることも珍しくありません。
また、元カレと再会するシチュェーションだって考えられます。彼はもう結婚しているのか?今の自分はカレの目にはどう映っているんだろう?、もしまたヨリが戻るとしたら??そんなことを考え出してみると、楽しいはずの同窓会もかえってストレスをためてしまいます。
パーソナルコーチを務めるダリル・クロスさんによれば、同窓会とは卒業以降の人生の成功度を計る物差し。卒業まではみんなだいたい同じような暮らしだったのに、それ以降どのような人生を歩んできたか、はたして“成功”と呼べるような生活を現在送っているか、比べてしまうのは無理もないことだといいます。
とりわけ、女子も20代後半になってくると結婚や出産についての話題は避けられません。自分はまだ当分独身なのに、友だちが結婚の話に沸いていたり、子どもの話まで出てくると“どこでこんなに違ってしまったんだろう?”とブルーになる人もじつは多いのです。
同窓会に行くのが億劫だという気持ちも分かりますが、それでもクロスさんはせっかくの同窓会にはなるべく顔を出したほうがいいと言っています。なんとなく同窓会に行くのが気が重いと感じる人は、同窓会を人脈を広げる“ネットワーキング”と考えてみるべき。
ほんとうにプライベートなことは特に仲の良い親友たちだけでシェアすればいいこと。そうした友達はちゃんとあなたの気持ちも分かってくれる人たちでしょう。同窓会ではもう少し“パブリック”な気分で、“おなじ学校に通ったけど、いろんな価値観の人がいるんだ。でも私は私。ちゃんと自分で選択した人生を歩んでいるわ”とすこし距離をおいて考えてみれば、妙なプレッシャーも少なくなります。
同窓会には楽しい気分でいこう!リラックスした態度でのぞむためのヒント
・同窓会で久しぶりに会う人との会話のために、楽しかった学校時代の思い出や失敗談をいくつか思い出しておく。(写真や思い出の品などを持っていくのも便利)
・特に仲の良かった人たちと一緒に行くようにする。
・お気に入りの洋服で気分をあげて。前日にはネイルサロンに行って、きれいにケアしてもらうのも得策。
・近況報告は、“幸せ度競争”ではないと悟る。結婚や出産、子どもの話に今は興味がもてないとしても、“将来のために”と思って耳を傾けておく。
同窓会は、あらためて自分の人生をふりかえってみるためにも良いチャンス。学生時代はそれほど仲良くなかった人とでも、今会ってみると不思議と話が合って意気投合することだってありません。一緒におなじ学校に通ったのもなにかの“ご縁”、せっかくだから大事にしてみましょう。