心理学のプロフェッショナルが語る、“若い人たちへの人生アドバイス”
年齢を重ねればこそ、“こんなふうにすれば人生もっとうまくいったはずなのに”と思うことが誰にでもあるはず。人間の心理を深く追求する心理学プロフェッショナルたちであれば、そんな気持ちはなおさら強いと思われます。
彼らが自分の個人的経験や反省もふまえたうえで若い人たちに送るアドバイスをご紹介します。アドバイスをふまえ、人生を見つめなおすのに遅いことはありません!
“人生の選択権はあなたにある。” ミンディ・グリーンスタイン
「たしかに遺伝子は人の行動になにがしかの影響を与えています。でもそれだけでは全てを説明できません。あなたの周りの人が愚かな行動をしていても、自分はそのなかのひとりにならないことを選ぶことは可能なのです。」
“素直さこそ最良のポリシー” モーリン・ヒーリー
「素直な態度でいましょう。シンプルなように聞こえるけど、誰も見ていないところで正しい行動をとったり、喜ばしくない真実を語ったりするにはなかなか勇気がいるものです。」
“自分の後ろ向きな気持ちに負けない” ヴィクトリア・マックスウェル
「マイナス思考な心の声が聞こえてきたら、それが自分の心を蝕む前に一度疑ってみましょう。自分が感じたり、考えたりしたことをすべて信じないように。ときどき自分が価値のない、愛されない愚かな人間のように感じても、それが真実だとは限りません。」
“自分の得意分野そして限界を知る。” ピア・サベージ
「自分が心から愛することを行いなさい。ただし、自分の得意とする分野で力を発揮すること。自らの強みを見極め、その力を発揮できるようにしなさい。」
“他人との最適な距離感を保つこと” ローリー・J・ワトソン
「恋愛では、自分と相手との間の距離感をじょうずに保つことが大切。ふたりの必要とする距離感はけっして同じではありません。相手が必要としている距離感を把握し、それに調和するようにしましょう。」
“人生は失敗から学ぶことが多い” マリリン・プライス-ミッチェル
「生きていくうえで直面する挑戦や難局がどんな意味を持つのか、よく理解しましょう。また、成功は成績や社会的なステータスで評価されるのではありません。費やした努力によって測られるものなのです。子どもたちは困難を克服し、失敗から学んでこそ、知性面でも精神面でも成長を遂げます。」