五感に入れるものが人生を動かす!取捨選択の方法

2012.10.22

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人間は環境に影響されやすい生き物です。目にしたもの、耳に聞いたもの、肌で触れたものがその時々の気分や行動へと影響を及ぼし、人生を変えていきます。つまり五感に触れるものは、自らの意思で選ぶべきということ。マイナスに作用をするものや、何でもかんでも取り入れてしまうと、自分の生き方にも悪影響が出てきてしまうのです。
どのような悪影響が及ぶのか、どう取捨選択したらいいのかをご紹介します。


五感別!受けやすい悪影響と取捨選択の方法

目で見る

毎日目にするものといえば、「自分の顔、服、手元、居間、デスク周り」など。雑然とした様子とスッキリした様子、安価な雑貨と自分の好きな雑貨では、気分も変わってきますよね。前者は全てが中途半端でつまらなく感じ、後者は日々の生活に張り合いが表れてやる気が出ます。
お金もかかるので全て自分のお気に入りのものを集めるのは難しいですが、スッキリさせておく、好きなデザインや色を選ぶ心がけはしておきましょう。またスペシャルケアとして、定期的に一流のものを見る癖をつけておくと、物を見る目が歪みません。

耳で聞く

耳で聞くものといえば、「会話、噂話、テレビ、音楽」など。悪影響を及ぼしやすいのは、陰口や聞く気のないテレビの雑音。陰口を聞くと暗い気分になって行動が抑えられがちになりますし、テレビの雑音はダラダラした生活を助長させます。
陰口でわざわざ自分の気分まで暗くする必要はありません。陰口は耳に入れない行動をとる、テレビのつけっぱなしはやめること。聞くべき話にはじっくり耳を傾け、感情別に音楽をセレクトして流すようにしましょう。

鼻で嗅ぐ

鼻でかぐといえば「食事、体臭、季節の香り、部屋の匂い」など。心地良く感じる香りは自分に合うものですが、嫌だと感じる香りは自分には合わないので遠ざけましょう。「体臭や部屋の匂い」は1日中感情に影響を受けるので、好きな香りを身の回りに置くこと。また「季節の香り」は自然が発するもので色濃く、ヒーリング効果ももたらしますが、特に都会だと意識しないとかぐことができません。街の匂いに敏感になる、季節の花や食材の匂いをかぐなどして、体に季節をとりこんでみましょう。

舌で味わう

舌で味わうものといえば「食事、飲み物、人の体」。添加物だらけのもの、味の濃いものなかりを口にしていると、舌の感覚が麻痺し健康に悪影響を及ぼします。なるべく素材のもの、フレッシュなものを定期的に食べるようにしましょう。
またキスをするなど、好きな人の体も舌で味わうもの。キスで相性が分かるというのはあながち嘘ではないので、舌で触れて嫌な印象のある相手とのお付き合いは少し考えてみても良いでしょう。

肌で触れる

肌で触れるといえば、「服、シーツ、物、人の体」。肌触りの良いものを触ると心が落ち着きますが、肌触りが悪いと体の芯が緊張状態になります。また優しく愛情を持って触れられると幸せを感じますが、乱暴で愛情を感じない触られ方をすると悲しいだけでなく、自分で自分を大切にできなくなります。
肌触りの良いものを選び、優しく愛情を持って触れてくれる人を選びましょう。

いかがでしたでしょうか?五感に入れるものは、全て自分の自由に選ぶことができます。だからこそ、きちんと取捨選択をして、環境から気持ちをあげていってくださいね。

2012.10.22

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/