今すべき「親孝行」について考えてみよう
お盆休みや夏季休暇で、実家に帰省した人も多いのではないでしょうか?久しぶりに顔を合わせる親に、年々「年をとったなぁ」と感じる人も多いでしょう。
親孝行をするなら、まさに今すべき。けれど言葉で言うのは簡単ですが、行動にうつすとなると難しいですし、照れ臭いですよね。「ありがとう」だけでは伝えきれない感謝の気持ちを、どう表すべきか?今回は親孝行について考えてみましょう。
イベントごとの親孝行
親孝行というと「旅行や食事、プレゼント」のイメージが大きいですよね。入社当初や初ボーナスで親にプレゼントをした、という人は結構いるでしょう。今までは旅行に連れていったり、プレゼントをあげる側だった親にとって、子供からしてもらうのはとても嬉しいに違いありません。一人前の大人として、子供を頼もしく感じる瞬間でもありますね。
入社して何年か経つと忘れてしまいがちですが、毎年くる誕生日や母の日、父の日などのイベント時には、日頃の感謝の気持ちをこめて是非親にプレゼントをしましょう。私たちが思う以上に、子供からのプレゼントは親にとって嬉しいものなんです。他にも、帰省して外食した際にはおごるなども、自然で良いでしょう。
また結婚式、出産などのイベントも、日頃の感謝を伝えられる機会。普段言えないからこそ、イベントは大切にしましょう。
1番の親孝行って?
では、1番の親孝行って何でしょうか?筆者自身が親の立場になって気付いたことですが、親にとって1番嬉しいのは「子供に会うこと」。これに勝るものはありません。
社会人になると、親と会う機会は減りますよね。お盆と正月だけだったり、男子だと年に1回という人も多いでしょう。それまで毎日顔を合わせ、子供のことを1番に考えている親にとって、子供に会えないのは非常に寂しいことなんです。
実際に帰省すると普段より親のテンションが高かったり、美味しいご飯が用意されていたり、会話が弾んだりしませんか?口に出しては言わないけれど、親は子供に会うことをとても楽しみにしています。「プレゼントをしてくれなくていいから会いたい」と思う親も多いでしょう。特別なことをしなても、子供に会って一緒にご飯を食べたり、たわいもない話をするだけで親は幸せなんです。
親との時間を大切にしよう
皆さんはこれから親に会えるのは何日だと思いますか?例えば年に2回通算1週間帰省していて、親が55才の場合、今後親に会えるのは一般的な例でおおよそ210日。意外と少ないんです!
イベントごとに感謝の気持ちを形にして表すことも大切ですが、「時間を共有する」ことも大切。なるべく親に顔を見せてあげてくださいね。