そのままでは幸せになれないぞ!「批判女子」の実態

2012.08.09

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「批判女子」―他人の外見や仕事、彼氏の批判をする女子のこと。
私は違う、と言いたい女子も多いでしょうが、よく自分の言動と思考を思い出してみましょう・・・常に誰かの批判ばかりしている人だけでなく、会えば必ず1回はポロッと批判話を出すタイプの人も。また、口には出さなくても女子を見ればあら探しをしたり、男子を見れば査定後にマイナスポイントを脳内で批判する。言動に出さなくても、思考自体が批判になってしまっている人も要注意!
その状態を続けていると、確実に幸せにはなれません。


「批判女子」 幸せになれない4つのポイント

1、世間の目線に踊らされる

批判女子は批判されることを恐れ、世間的に完璧な自分を演じたがります。常に世間の目線重視で、本当に大切な中身を見落としがち。自分の人生を世間に左右され、根本的な自分が見えていません。外堀は完璧なのにイマイチ幸せを感じない、と感じる女子は特に注意。

2、比較優位でしか幸せを感じられない

批判女子は、常に他者と自分を比べて比較優位に立ちたがります。この子よりは肌がキレイ、あの子よりはいい会社に勤めてる、その子よりはスペックの高い彼氏、など。他人と比べないと、自分の幸せを確認できません。

3、思考の固定化

批判しだすと、キリがありません。これはない、あれはありえない、それもダメ・・・と多くを切り捨て、思考や判断基準が固定されがちに。新しい視点や個性を受け入れられず、このままでは「今どきの若い者は」が口癖の口うるさいオバサン街道まっしぐら。

4、時に自分の批判で傷を負う

自分の仕事、恋愛、趣味、美容がうまくいかない時に、自分の批判的な思考に落とされます。ダメな自分の現状を受け入れられず、必要以上に落ち込んだり無気力になることも。

思考のシフトチェンジの仕方

「自分は批判女子だ・・・」と気付いた時が変わるチャンス!上のようなポイントは、以下のようにシフトチェンジしましょう。

1&2の場合 自分の幸せを見出す

人はみな違い、自分の個性や幸せも違います。世間の基準に踊らされず、自分の幸せを見つけましょう。常に自分はどうしたいか?思うか?感じるか?と問いかけるようにしましょう。

3の場合 物の見方を変え、柔軟体質になる

柔軟性を受け入れる訓練をしましょう。批判しそうになったら、違う視点で物事を前向きに捉える癖をつけること。倫理的に違反するDVなどではしていけませんが、人の趣味や彼氏、仕事については出来るはずです。あらゆる方向から物事を見る癖をつければ、柔軟性が芽生えます。

4の場合 ダメな自分も受け入れる

何事も、「現状を受け入れられるか」が前進するか後退するかの分かれ道。現状を受け入れないと、見当違いな行動をしてしまったり、失敗も成功へと活かすことができません。まずはダメな自分を受け入れる勇気を持ち、今すべきこと・できることに視点をあてましょう。

批判脳を変えて、本当の幸せを感じれる体質になりましょう!

ライター:宮野茉莉子
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。

2012.08.09

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/