アラサーではじめるべき!ゼロからの人脈作り

2012.08.07

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学生時代までは、学校・サークル・バイト先と、様々な考えを持った人に出会うことができました。社会人になると、途端に出会いが減りますよね。基本は会社の人か、学生時代の友達くらい。このままでいいや・・・と落ち着くには、長い人生、まだまだ早いですよ!

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周囲の考えやアドバイスに少なからず影響される私達は、「どのような人と付き合うか」で人生が180度変わります。やりたいことをやるor諦める、新たな仕事への道が開けるor今のまま、笑顔の多い人生or愚痴ばかりの人生・・・これらは自分の努力はもちろんですが、実は同じくらい周囲の人に左右されるもの。しかも深い人脈は、若い時でないと築けません。はじめるなら今!です。

人脈という名の指針

今までの人間関係で、以下に似た経験はありませんでしたか?
「キレイな女友達を見て、自分も美容やオシャレに力を入れるようになった」
「アウトドア好きな彼氏と過ごすことで、自分もアウトドアが好きなことに気付いた」
「夢を諦めようと思ったけど、友達に相談したら頑張る意欲も湧いたし、方向性も見えた」
このように私達は、周囲の人と相互に影響を与え合って生きています。人と触れ合うことで新たな発見をしたり、マイナスをプラスに捉えたり、成長できるんですね。ということは、逆も然り。批判で終わったり、プラスをマイナスに見たり、考えが凝り固まったままになってしまうこともあるのです。

一方で深い人脈を築こうと思っても、可能なのはアラサー~40才位まで。40才を超えると素を見せなくなるものですし、ビジネスの相手は会社ありきでしか話をしなくなります。「素の部分を見せる、良い変化をもたらしくれる人脈」は、今が築き時なのです。

ゼロからのはじめ方

待っててもできないのが人脈。意識して行動しなければ、ゼロで当たり前です。今人脈がゼロという人でも、街を歩けば多くの人間がいますよね。それだけ出会いがあるということ!「自ら作る」意識を持ち、前向きに考えてはじめましょう。

1、自分に関連する集まりに参加する

まずは自分と関連する分野の人に出会いましょう。大まかに「過去・現在・未来」に分けて出会いのチャンスはあります。
過去→友達の友達、地元の友達繋がり、同窓会などの交友関係
現在→クラブやバーなどの遊び場関係、趣味や習い事、関連会社の人など
未来→興味のある、目指す業界や趣味のオフ会など
まずはここからはじめ、できるだけ多種多様な人と出会っていきましょう。

2、接し方を変える

基本待ちの姿勢では、出会っても素通り。出会うだけでは意味がありません。繋げる、続けることが大切。

まずリラックス&笑顔
話す前にリラックスです。人見知りの人は、鼻で息を吸って口で吐き出すを5分続けると落ち着きます。口角をあげるよう意識付けると、暗い表情にはなりません。
話しかける
「その場で目に付いたこと、共通の話題、素朴な疑問、相手の外見を褒める」など、不自然でなく自然な内容を選び、まずは話しましょう。
聞く
最低限名前は聞くこと。相手に関心を持ち、会話は主に相手のことを聞く、掘り下げる、を意識して進めましょう。8割聞く、2割話すが基本です。
心はオープンで
プライベートで相手をカテゴライズし、切り捨てる人もいるでしょう。相手も気付きますし、出会いも狭まります。常に意識しておきたいことですが、心はオープンで接しましょう。
礼儀はきちんと
初対面の場合、特に礼儀は重要。その後の印象も変わります。「挨拶、声の大きさ、謙虚である、ありがとうを言う」など、礼儀はきちんとしましょう。

3、繋げる

もっと知りたい、仲良くなりたいと思う相手に出会ったら、次に繋げるアクションをとること。お店やオフ会に顔を出す日程を聞いたり、SNS情報や連絡先を聞きましょう。
出会い後は、時間を空け過ぎずに会うことが重要。でないと初対面では忘れられます。なかなか合えない相手でも、Facebookで友達になってイイネ!するなど、SNSをうまく活用して印象付けを。繋げるのも「自分で繋げる」意識を持っていきましょう。

財産となる人々

出会った人の中でも、より関係を深めておきたい相手は、以下のような人々。

▽ 空気や感覚が合う人
▽ 同じ目的意識を持った人
▽ 自分に良い変化を与えてくれる人(新たな発想、新たな習慣付け、常に前向きな思考など)
▽ ポジティブな人
▽ 憧れる、目標となる人(仕事だけでなく、プライベートや生き方などの支店も含める)

人脈作りというと損得で人を選ぶ印象がありますが、それは間違い。そのような出会いは深まりませんし、良い変化も与えてはくれません。「前向きな友達作り」というイメージで、30、40才になってもお互いいい意味で刺激しあえるような人脈を築きましょう。

ライター:宮野茉莉子
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。

2012.08.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/